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冬テック

冬の路面との“接触”を最大化

革新的な冬用タイヤ新技術コンセプト

冬の路面にタイヤを“接触”させることは難しい

マクロレベル

  • サマータイヤ

    低温になると硬くなり
    氷表面の凹凸に接触できない

  • スタッドレスタイヤ

    低温でも硬くなりにくいので
    氷表面の凹凸に密着

ミクロレベル

スタッドレスタイヤ

氷表面の凹凸に密着しているように
見えるスタッドレスタイヤも、

ミクロレベルでは
氷とゴムの“接触”は少ない

↓
これまでのヨコハマのスタッドレスタイヤでは、
背景
氷とゴムの“接触”が少なく
背景
グリップ力の向上には限界が・・・

冬の路面との“接触”を最大化する革新的な冬用タイヤ新技術コンセプト

温度が低い冬の路面、中でも最も危険な凍結路面でのグリップ向上を目指して、
ヨコハマは40年に渡り冬用タイヤを開発。
そして2025年、氷上性能に革新をもたらす新たな技術コンセプトを設定。
路面との“接触”に着目することで、氷上グリップは異次元の飛躍を遂げました。
氷上グリップ グラフ

当社従来技術

これまでは
背景
氷とゴムの“接触”の大幅な増大が課題
背景
氷とゴムの“接触”の大幅な増大が課題
氷上での吸水量、吸水効率を向上させて氷とゴムの接触を増やしたい
↓
そのためには、吸水素材の大型化と多量投入が必要
↓
しかし、性能面や製造面で多くのハードルが存在
  • 接地面積が悪化
    吸水の空洞が多すぎる
  • 耐摩耗性能が悪化
    吸水の空洞から摩耗が進む
  • ゴムを混ぜるのが困難
    吸水素材が大きすぎる
  • タイヤにするのが困難
    吸水素材が大きすぎる

冬テック

背景
「接触の密度」と「接触の面積」
背景
2つの視点で路面との“接触”の最大化を実現
背景
“接触”の最大化を実現
冬テック
  • Point01

    「接触の密度」

    ミクロレベル

    氷とゴムの接触点を
    最大化

  • Point02

    「接触の面積」

    マクロレベル

    路面とタイヤの
    接触の面積を最大化

*1 接触の密度=単位面積当たりの氷とゴムの接触点

Point01

「接触の密度」

ミクロレベル

氷とゴムの接触点を最大化

Step1:コンパウンドの吸水素材を小さくする

背景
これまで難しかった給水素材の小型化を実現
背景
これまで難しかった給水素材の小型化を実現
  • 従来(当社)>冬テック
  • 多層構造で強力に吸水
    小型&高密度化でゴムの剛性アップ
    親水性のある天然資源物質

小型化に成功した吸水素材を多量に配合
氷とゴムの接触点を大幅に拡大させる
新開発のコンパウンド

冬ピタ給水ゴム

拡大図

Step2:小型化した吸水素材を多量配合

背景
小型の給水素材が大量に密集し給水する密度が19%向上
背景
小型の給水素材が大量に密集し給水する密度が19%向上
  • 当社従来のコンパウンド

    当社従来のコンパウンド

  • 吸水する
    密度の変化
    19%向上

    →
    <イメージ>
    白色光干渉型顕微鏡
    (50倍モード)
  • 冬ピタ給水ゴム

    冬ピタ吸水ゴム

*2
吸水する密度=単位面積当たりの吸水素材間の距離。冬ピタ吸水ゴムは、従来のコンパウンドと比べて吸水素材間の距離が19%近づいた(密度が19%向上)
*3
吸水する密度の比較。冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドに含まれる各吸水素材の凹凸の密集状態の変化を計測。それぞれのゴムを円柱状に成形し、アクロン摩耗試験機により摩耗させ試験サンプルとした。この摩耗面を、白色光干渉型顕微鏡を用いて面粗さパラメーターである最小自己相関長さSalを測定し、その逆数を吸水する密度とした。

Step3:吸水量を増やす

背景
吸水する密度が19%増加して吸水量が8%増加
背景
吸水する密度が19%増加して吸水量が8%増加

吸水量の比較

吸水量の比較
*4
冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドのゴムシートをそれぞれ製作。それぞれのゴムシートを30秒間水に浸漬し、浸漬後に安定した重量を浸漬後重量とし、比重測定機を用いて測定。浸漬前後の重量差から1c㎡当たりの吸水量を算出。

Step4:氷とゴムの接触点を増やす

吸水する密度が19%向上&吸水量8%増加により
背景
氷とゴムの接触点が増加
  • 当社従来のコンパウンド

    当社従来のコンパウンド

  • 接触点の
    変化

    →
    <イメージ>
    ミクロレベルの
    吸水素材
  • 冬ピタ給水ゴム

    冬ピタ吸水ゴム

背景
氷上でグリップするゴムの接触点(接触の密度)が63%増加
背景
氷上でグリップするゴムの接触点(接触の密度)が63%増加
背景
氷上でグリップするゴムの接触点(接触の密度)が63%増加
  • 当社従来のコンパウンド

    当社従来のコンパウンド

  • 氷とゴムの
    接触点の変化

    →
    <高速度カメラ画像>
    氷側からゴムを
    見上げたイメージ
  • 冬ピタ給水ゴム

    冬ピタ吸水ゴム

*5
接触の密度の比較。冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドを円柱状に成形し、アクロン摩耗試験機により摩耗させ試験サンプルとした。RTM摩擦試験機により水潤滑下における摩擦係数μを測定した。透明なアクリル路面の接地面を下方から撮影し、画像解析することで抽出し、接触の密度とした。
↓
“氷とゴムの接触点(接触の密度)”を
最大化することで、
最も危険な
凍結路面での飛躍的なグリップ向上を
実現するコンパウンドが完成

Point02

「接触の面積」

マクロレベル

路面とタイヤの接触の面積を最大化

ハイコラボ HAIcoLab for 冬テック

ヨコハマ独自のAI設計技術「HAICoLab」を
『冬テック』にも活用。
「HAICoLab」が冬用タイヤの4つの機能*6
最適化したプロファイルを抽出。
“氷とタイヤの接触の面積を最大化”する
『冬テック』技術によって、
氷上路面と雪上路面での性能向上を
実現しました。

背景
「HAICoLab」により冬用タイヤの4つの機能を最適化、
背景
最大化したプロファイルを抽出
抽出イメージ
↓
氷上路面 雪上路面イメージ
*6
圧縮抵抗、雪柱せん断力、凝着摩擦力、エッジ効果

「HAICoLab」とは

人とAIとの協奏によってデジタル革新を目指す
ヨコハマ独自のデータ活用。
人が仮説を設定してデータを準備。AIによる
予測/分析/探索によって新たな情報を取得し、
人が解釈して判断することで、製品やプロセスを
革新していくことを目指しています。

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