マクロレベル
-
低温になると硬くなり
氷表面の凹凸に接触できない -
低温でも硬くなりにくいので
氷表面の凹凸に密着
ミクロレベル
氷表面の凹凸に密着しているように
見えるスタッドレスタイヤも、
ミクロレベルでは
氷とゴムの“接触”は少ない
ヨコハマは40年に渡り冬用タイヤを開発。
そして2025年、氷上性能に革新をもたらす新たな技術コンセプトを設定。
路面との“接触”に着目することで、氷上グリップは異次元の飛躍を遂げました。
- 接地面積が悪化
吸水の空洞が多すぎる - 耐摩耗性能が悪化
吸水の空洞から摩耗が進む - ゴムを混ぜるのが困難
吸水素材が大きすぎる - タイヤにするのが困難
吸水素材が大きすぎる
-
「接触の密度」
ミクロレベル氷とゴムの接触点を
最大化 -
「接触の面積」
マクロレベル路面とタイヤの
接触の面積を最大化
*1 接触の密度=単位面積当たりの氷とゴムの接触点
「接触の密度」
ミクロレベル
氷とゴムの接触点を最大化
-
多層構造で強力に吸水小型&高密度化でゴムの剛性アップ親水性のある天然資源物質
小型化に成功した吸水素材を多量に配合
氷とゴムの接触点を大幅に拡大させる
新開発のコンパウンド
当社従来のコンパウンド
-
吸水する
密度の変化
19%向上
<イメージ>
白色光干渉型顕微鏡
(50倍モード)
冬ピタ吸水ゴム
- *2
- 吸水する密度=単位面積当たりの吸水素材間の距離。冬ピタ吸水ゴムは、従来のコンパウンドと比べて吸水素材間の距離が19%近づいた(密度が19%向上)
- *3
- 吸水する密度の比較。冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドに含まれる各吸水素材の凹凸の密集状態の変化を計測。それぞれのゴムを円柱状に成形し、アクロン摩耗試験機により摩耗させ試験サンプルとした。この摩耗面を、白色光干渉型顕微鏡を用いて面粗さパラメーターである最小自己相関長さSalを測定し、その逆数を吸水する密度とした。
吸水量の比較
- *4
- 冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドのゴムシートをそれぞれ製作。それぞれのゴムシートを30秒間水に浸漬し、浸漬後に安定した重量を浸漬後重量とし、比重測定機を用いて測定。浸漬前後の重量差から1c㎡当たりの吸水量を算出。
当社従来のコンパウンド
-
接触点の
変化
<イメージ>
ミクロレベルの
吸水素材
冬ピタ吸水ゴム
当社従来のコンパウンド
-
氷とゴムの
接触点の変化
<高速度カメラ画像>
氷側からゴムを
見上げたイメージ
冬ピタ吸水ゴム
- *5
- 接触の密度の比較。冬ピタ吸水ゴムと、従来のコンパウンドを円柱状に成形し、アクロン摩耗試験機により摩耗させ試験サンプルとした。RTM摩擦試験機により水潤滑下における摩擦係数μを測定した。透明なアクリル路面の接地面を下方から撮影し、画像解析することで抽出し、接触の密度とした。
最大化することで、
最も危険な
凍結路面での飛躍的なグリップ向上を
実現するコンパウンドが完成
「接触の面積」
マクロレベル
路面とタイヤの接触の面積を最大化
ヨコハマ独自のAI設計技術「HAICoLab」を
『冬テック』にも活用。
「HAICoLab」が冬用タイヤの4つの機能*6を
最適化したプロファイルを抽出。
“氷とタイヤの接触の面積を最大化”する
『冬テック』技術によって、
氷上路面と雪上路面での性能向上を
実現しました。
- *6
- 圧縮抵抗、雪柱せん断力、凝着摩擦力、エッジ効果
「HAICoLab」とは
人とAIとの協奏によってデジタル革新を目指す
ヨコハマ独自のデータ活用。
人が仮説を設定してデータを準備。AIによる
予測/分析/探索によって新たな情報を取得し、
人が解釈して判断することで、製品やプロセスを
革新していくことを目指しています。






