損傷点検

タイヤのキズ

タイヤのキズをそのままにしておくとパンクなどのトラブルの原因になります。
キズの有無をこまめに確認し、異物を踏んでしまったり、縁石に乗り上げてしまったときは、注意して点検し、異常があったときは速やかにお近くの販売店に詳細点検を依頼しましょう。

キズの主な原因

●路上の障害物や縁石などとの接触や強い衝撃
●石噛みなどの異物

タイヤの側面が膨らんでいたら注意が必要です。タイヤの側面が局部的に盛り上がっている場合、タイヤ内部のコードが、衝撃などの外的要因によって切れている可能性があります。非常に危険な状態なので、すぐにタイヤを交換してください。ちなみに凹んでいる場合は、問題ありません。

縁石にゴツン！は要注意。

縁石に気付かずにゴツンと乗り上げてしまったときに、ホイールのフランジと縁石に挟まれるようにして、タイヤ側面が損傷を負うことがあります。縁石に乗り上げてしまったら、速やかに販売店に相談し、必ずタイヤだけでなくホイール、足回りまで詳細に点検してもらいましょう。

タイヤの大部分を占めるゴムは、時間の経過とともに性質が変化します。
古くなった輪ゴムがプツプツ切れてしまうように、タイヤのゴムも経年劣化することでひび割れ等の原因になることがあります。

ひび割れがタイヤ内部のコードに達している場合はタイヤ交換が必要です。

ひび割れの主な原因

●空気圧不足または過負荷での使用
●高頻度の洗車やツヤ出し剤の使用
●オゾン・紫外線の多い場所での使用・保管
●あまりクルマを使わない場合
●経年劣化

タイヤを長時間保管する時は、雨や直射日光が当たる場所は避けましょう。