スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤとは
世界の冬用タイヤは、主にスタッドレスタイヤ、ウィンタータイヤ、スパイク(スタッド)タイヤの3種類に大別されます。
スタッドレスタイヤ
低温でも柔らかさを維持する特殊配合のゴムを使用。タイヤのトレッドパターンや溝の形状などを工夫して、ピン(スタッド)を使わなくても凍結路での走行性能を高めながら、さまざまな路面にバランス良く対応しています。
ウィンタータイヤ
冬期の高速走行性能に比重を置いたタイヤです。主に欧州で使用されています。氷上での性能を落とし、ウェットとドライ、雪の道を走る性能に特化しています。
スパイク(スタッド)タイヤ
凍結路での走行性能を重視したタイヤです。タイヤのトレッドに打ち込まれたピン(スタッド)が凍結路面に突き刺さることで、制動や駆動力を発揮します。スパイクタイヤは、主に豪雪地域で使用され、日本では使用が禁止されています。
スタッドレスタイヤは、日本の冬のさまざまな路面に最適なタイヤです。
◎=より適している ○=適している △=やや適していない ×=適していない ××=全く適していない
※つるつる凍結路:札幌市街地の交差点などに発生する、磨きこまれたアイスバーン。
※当社によるイメージ評価であり、業界全般の評価ではありません。
M+Sは、マッド&スノータイヤのこと。MがMud(ぬかるみ)、SがSnow(雪)を意味します。
オールシーズンタイヤの一種で、ラジアルタイヤのトレッドパターンを積雪路面などでも走行できるようにアレンジされたタイヤです。冬道でも、想定しているのはあくまで「積雪路面」であり、「凍結路面」は走行できませんので、ご注意ください。