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レビュー

Review

摩耗しても高い静粛性と快適性、操縦安定性を維持する
進化したプレミアムコンフォートタイヤ。
ヨコハマタイヤ ADVAN dB V553をモータージャーナリストの藤島知子氏が体験!



業界を代表するクルマ専門家が体験!ヨコハマタイヤ ADVAN dB V553

モータージャーナリストの藤島知子氏は、多くの自動車専門メディアやファッション誌などに寄稿。WEBやYouTube、tvkの新車情報番組「クルマでいこう!」にも長年レギュラー出演する著名ジャーナリストです。
過去のレース活動では女性初クラス優勝の実績も持ち、レーサーとしての経験や女性目線をもとにカーライフの楽しさを人々に伝えています。
また、日本自動車ジャーナリスト協会会員として、2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務めています。
今回はこの藤島氏に、ADVAN dB V552の後継商品として、2024年2月発売のプレミアムコンフォートタイヤ、ヨコハマタイヤ ADVAN dB V553の性能を試していただきました。

「アドバンデシベルは、長い歴史を経て静粛性を磨き上げてきた商品で、従来品も非常に静かで乗り心地も快適なタイヤとして人気が高かった印象ですが、ADVAN dB V553は、さらに静かで乗り心地の良いタイヤになっているそうです。
それがどのように進化したのか、期待感が高まりますね。」と試乗の前から心を躍らせているご様子。


さらに進化した高い静粛性、摩耗しても静粛性が持続し易い

アップダウンとカーブが連続する峠道のワインディングロードを走り出しての第一声は、
「まず気付いたのは、やはりこのタイヤ、静かですね!!」と驚きの声。

続けて「走行中はタイヤが路面を捉えて走るロードノイズが気になりがちですが、それが耳に入ってきにくいです。
今日乗っているのはハイブリッドカーで、今はモーターだけでドライブしているのですが、タイヤの音がとても静かです。
エンジン音がないと、どうしてもタイヤの音が目立ち易いのですが、こういったシチュエーションでも快適にドライブすることができます。
ロードノイズが凄く上手に抑えられているので、大切なお友達や恋人と一緒にドライブを楽しむ時なども、とても静かで会話がし易く、ドライブ中の道のりも楽しく過ごすことができそうですね。」と静粛性とハブリッドカーや電気自動車との相性の良さを高評価。

「タイヤは摩耗が進んでいくと、はじめ静かでもだんだん音が少し大きく感じるようになることがあるのですが、このADVAN dB V553は、タイヤの溝の設置形状に工夫を施すことで、摩耗が進んだ状態でも形状が変化しにくいよう設計されていて、長く乗っていても静けさが続いてくれるそうなので、それも嬉しい進化ですね。」と持続性向上にも喜んでいました。


低燃費に貢献してくれる転がり抵抗の低さと高い操縦安定性

走行性能については、
「アクセルを緩めると転がり抵抗の低さを感じます。これは低燃費に貢献してくれるので、お財布にも優しく、積極的に足を伸ばしてドライブする気にもなります。そういう経済面でサポートしてくれる要素もこのタイヤの良い所ですね。」
と走行抵抗減少による経済性をメリットの一つに挙げ、

下り坂や上り坂の走行では、
「下り坂のカーブは本来、車は不安定になり易い環境ですが、こういうところでブレーキをかけながらハンドルをジワーっと切っていく。こうした僅かな操作にもクルマがしっかりと応えてくれます。
また上り坂では、アクセルを開けて行く時のトラクションが絶妙です。すごく激しくアクセルを開けている訳ではないんですが、力の込め方次第でしっかりと車が前に進んで行く、このドライバーの気持ちに応えてくれる感触が凄く気持ちが良いです。

走らせる気持ち良さが味わえるのは、やはりアドバンブランドの魅力です。プレミアムコンフォートタイヤでありながらも、そのDNAが感じられます。タイヤ一つで、車の乗り味や快適性がこれだけ変わってくれるのはとてもありがたいですね。」
と操縦安定性とハンドル操作時の気持ち良さなど、乗り味と快適性を再認識。


凹凸路面でも、突き上げ感が少なく、優しい乗り心地

景色の良い海沿いのバイパスロードに入り、橋を繋ぐ路面の継ぎ目にさしかかった所では、
「このルート、唯一の難点がこの凹凸で、巡航している時にゴットンゴットンとし易い場所です。私も撮影などで色々な車に乗って走ることが多いのですが、このADVAN dB V553だと、非常に快適に感じます。タイヤがとても滑らかに路面を捉えて走って行ってくれるので、乗り越える時の突き上げ感が少なく、凄く角のとれた優しい乗り心地を与えてくれます。まさにプレミアムカーで快適にドライブするのに相応しいタイヤに仕上がっている感じがします!」
と優しい乗り心地に納得の声。

高速走行や加速時の直進安定性が高く、リラックスして運転できる

「高速走行中に下り坂でちょっとアクセルを緩めても、自分が求める車速に合わせ易いです。直進安定性もすごく高いですし、ハンドルを持つ手もリラックスして構えていられる感じがして、ストレスが少ないですね。また、追い越し加速では、一連の動きが凄いスムーズです。とても気持ち良く、加速しながらスピードをのせて行けます。トラクションが得られるのもありますが、やはりプレミアムコンフォートタイヤならではの快適性で静かで滑らかに気持ちよく走らせて行ける。こういったところがADVAN dB V553ならではの魅力なのかもしれません。」
と運転する際の大きな安心感を挙げていました。

ウェットでもしっかり路面を掴むグリップ感

ここまで様々なポイントで検証していただきましたが、ヨコハマタイヤといえば、やはり雨の日に強い、高いウェット性能が特長。
ウェット路面での試走もしていただきました。

ウェット路面で時速50キロからのフルブレーキングでは、
「ほ~、凄いしっかり効きましたね。ブレーキペダルを一気にぐっと踏みしめていったんですが、結構最初の方からぐぐぐっと路面を掴むもうとしていて、グリップ感がありました。」

さらにウェット路面でのハンドル操作では、
「う~ん、しっかりグリップしている感じが得られました。これなら雨の日のカーブでも安心して走れそうな気がします。」
とウェット時でも確実なグリップ性能をあらためて実感していました。

EV車に求められる性能に考慮して開発

ADVAN dB V553は、EV車に求められる性能にも考慮して開発されています。
静粛性に特化したパターンデザインや構造の採用、専用設計のコンパウンドなどにより、転がり抵抗、ウェット性能、耐摩耗性能を高めており、
E+(イープラス)というEV対応商品を示す横浜ゴム独自のマークも刻まれています。これについて藤島氏は、
「特に電動車の場合は航続距離が気になる方も多いと思うので、その辺りが嬉しい価値になっていきそうです。」
とEV車でのロングドライブ性能に期待を寄せていました。

ヨコハマタイヤ ADVAN dB V553の体験で感じたこと

「今回様々な路面を走ってみて、ヨコハマタイヤ最高クラスの静粛性と快適なハンドリング性能、ウェット性能を誇るADVAN dB V553の実力を改めて見せつけられた気がしました。

走行時のロードノイズの静かさは第一に挙げられますが、路面の凹凸を乗り越えていく時の快適性、滑らかな足どりや乗り味の良さが快適にドライブをしたい皆さんの声に応える性能の高さとなっており、アドバンブランドのタイヤとして、車と息を合わせて走る、楽しさ、気持ち良さ、が得られているのを感じました。
静粛性を高めたタイヤと言うと、そこに特化して特徴のないタイヤになっているんじゃないかと思っていたのですが、運転して楽しめる要素がしっかりと取り入れられていた所が、運転好きな私にとってすごく嬉しいポイントでした。

ADVAN dB V553は、パターン技術をはじめとする様々な技術を惜しげもなく投入することで、走る、曲がる、止まるといったタイヤに求められる機能を高いレベルで実現、さらに摩耗しても性能が維持されるラグジュアリーなタイヤです。都市型SUVをはじめ、ミニバンや軽自動車まで実に幅広いサイズバリエーションを取り揃えており、今後多くのドライバーのファーストチョイスになっていくと思います。
タイヤは走ってみないと分かりませんが、高性能なプレミアムコンフォートタイヤ ADVAN dB V553、快適で上質な車内空間を求めるドライバーの皆さんには、ぜひ一度体験してみてもらいたいです。」
と体験を終えて最後にADVAN dB V553に対する総評と今後への期待を述べていました。

試験条件

パターンノイズ
<試験方法>当社テストコース内一般舗装路面を走行した際の車内音を測定
<試験条件>タイヤサイズ:235/50R18 97W、リムサイズ:18×7.5J、空気圧:240kPa、荷重:2名乗車相当、車両:トヨタ・アルファード(3.5L、前輪駆動)、速度:60km/h、マイクロフォン位置:運転席の助手席側耳位置近傍
<試験結果>音圧レベル V553:55.6dB、V552:56.3dB

摩耗時ロードノイズ
<試験方法>当社テストコース内一般舗装路面を走行した際の車内音を測定(23,000km走行相当の摩耗品を使用)
<試験条件>タイヤサイズ:225/55R19 103V、リムサイズ:19×7J、空気圧:230kPa、荷重:2名乗車相当、車両:トヨタ・クラウンクロスオーバー(2.5L、四輪駆動)、速度:60km/h、マイクロフォン位置:運転席の助手席側耳位置近傍
<試験結果>音圧レベル V553:64.8dB、V552:65.9dB

摩耗時ウェット制動
<試験方法>自動車用タイヤ制動試験方法に従い実施(23,000km走行相当の摩耗品を使用)
<試験条件>タイヤサイズ:225/55R19 103V、リムサイズ:19×7J、空気圧:230kPa、荷重:2名乗車相当、車両:トヨタ・クラウンクロスオーバー(2.5L、四輪駆動)、速度:100km/h、水深:1mm
<試験結果>制動距離 V553:55.6m、V552:60.7m

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