THE YOKOHAMA RUBBER
RECRUITMENT

女性社員座談会

子育てをしながら働き続けることが
“当たり前”の会社へ
結婚や出産を経ても、子育てをしながら働き続けたい。
そんな女性社員の声に、横浜ゴムはどう応えているのだろうか。
ライフステージが異なる3名の女性社員に集まってもらい、
ワークライフバランスや働きやすさについて語ってもらった。
W.N.
文化構想学部 複合文化論系
2012年 新卒入社
人事部 採用育成グループ
2022年8月に第一子を出産、育児休職を経て2023年5月より復職。学生時代は登山サークルに所属し、30キロの荷物を背負い北アルプスを縦走したことも
N.S.
法学部 法律学科
2020年 キャリア入社
法務部
2015年に大学卒業後、製造業の法務部を経て横浜ゴムにキャリア入社。学生時代は法学部で「模擬仲裁」に熱中した。
K.K.
工芸科学研究科 材料創製化学専攻
2018年 新卒入社
研究先行開発本部 タイヤ第二材料部 材料2グループ
趣味は海外旅行。学生時代はアメフト部のマネージャーを務める。趣味はスポーツ観戦で、土日はサッカーやアメフトの応援に忙しい。
新しいチャレンジができる場所を求めて
皆さんが横浜ゴムに入社された理由について教えてください。
父の影響で、工場勤務に興味がありました。父は研究開発の仕事をして、全国の工場を回っていたので。私も幼いときは工場の社宅で暮らしていたので、現場の方とやりとりする父の姿を見たり、「仕事が楽しい」という話を聞いたりして、憧れがありました。
それで、就活ではメーカーを?
原料メーカーなど受けたんですが、「バックオフィス系で工場勤務」という希望を聞いてくれる会社がなかなかなくて……。唯一「面白いね」と言ってくれたのが横浜ゴムでした。実際に配属も工場にしてもらえて、嬉しかったですね。
Nさんはキャリア入社でしたよね?
はい。2020年入社です。前職もメーカーで、今と同じ法務の仕事に5年ほど携わっていました。
どういった経緯で横浜ゴムに?
前職もやりがいはあったのですが、新しい環境に挑戦したくなって。
2020年入社ということは、転職活動のときはコロナ禍ですよね?
そうなんです。採用活動をストップする会社もある中で、タイミング良く横浜ゴムと出会いました。女性社員が多くて働きやすそうだと思い、入社を決めました。面接で法務の方々と会ったとき、誠実で親しみやすい社風だなと感じたのも大きかったですね。
Kさんはどうして横浜ゴムに?
学生時代の専攻分野が高分子化学で、ゴム材料の劣化についての研究をしていました。研究室が横浜ゴムと共同研究をしていたので、研究で社員の方々と関わったり、学会などでお話したりする機会も多かったですね。就活では化学メーカーを中心に受けていましたが、横浜ゴムなら研究分野も生かせるし、社風も知っているので、安心して働けるだろうと思えました。
仕事と育児の両立は特別なものではなく、当たり前の光景
皆さんの現在の仕事内容と、働き方について教えてください。
人事部で新卒採用の企画・運営に携わっていて、今は基本的に在宅勤務です。「ホームオフィス」という扱いで、必要に応じて出社しています。
私もホームオフィスです。法務部で、会社が締結する各種契約の事前審査や、法務相談に対応していて、仕事はほぼデスクワークですね。出社は品川のサテライトオフィスに週に1、2回程度で、平塚本社にも月数回のペースで出社しています。
Kさんは平塚製造所勤務ですよね?
そうです。ダンプなどに使うORタイヤのコンパウンドに携わっています。仕事としては材料開発なのですが、やっていることは料理と似ているんですよ。ゴムやカーボン、シリカなどをどれくらい配合するかを決めて、どのようにミキサーで練るかを考える。新人研修ではカレーに例えていたりします。
分かりやすい(笑)
技術系の仕事だと、在宅勤務をする機会はあるんですか?
ありますよ。フルタイムで働いているママさんもいらっしゃって、お子さんが熱を出したので1週間在宅勤務にするなど柔軟に働かれています。指示書さえあれば他の人が代わりに作業できますし、仕事を頼む側も頼まれる側も、在宅勤務にまったく抵抗がないですね。
すごい。技術系職種はもっと現場優先なのかと思っていました。
他のグループにもママさんが2、3人いますし、女性が管理職を務めているグループもあります。皆さん、在宅勤務を駆使しながらフルタイムで働いていますね。もはや何も特別なことではなくて、当たり前の光景になっていますよ。
そうなんですね! 私の部署より浸透していて驚きました。コアタイムなしのフレックス制度も使われていますか?
使われている方は多いですよ。1日でトータル8時間働けばOKなので、「朝5時から7時まで在宅勤務をして、子どもを保育園に送ったあと、10時から出社」という方もいらっしゃいます。
コアタイムなしフレックスは事前の申請が不要ですから、制度を使うハードルも低いですよね。
うちの部署にも男性で育休を取られた方がいて、復帰後も定時の18時退社で働いています。在宅勤務のときは、勤務終了とともにお子さんの夕飯をつくっているみたいです。私はまだ子どもがいないのですが、男性でもそうした働き方をされているのを見ると、将来の子育てに特に不安は感じないですね。
私もいつか子どもができたとしても何も問題ないなと感じています。自分のライフプランを設計する上で、会社が弊害になることはないという印象ですね。
長く働き続けられる環境が整っている
Wさんは22年8月に出産されて、産休育休を経験されています。
会社を長期間休むことに、不安などはありませんでしたか?
上司からは「無理のない範囲でいつでも戻ってきてね」と言ってもらえましたし、周りの先輩方からも気遣っていただいたので、とても安心感はありました。ただ、自分の中で育休後の生活が想像できなくて、「小さい子どもを育てながら仕事ができるのだろうか」という不安はありました。
周りに相談ができる人はいたんですか?
産休前に子育て中の先輩社員と話す機会をもらって、「フルタイムで復帰しても問題ないよ」と教えてもらえました。産休・育休中は仲が良い先輩と連絡を取って、会社の様子を聞いたりしました。
心強いですね。復帰後はフルタイムで働いているんですか?
はい。通常は9時から18時の勤務時間を、8時半から17時半にして、どうしても残業が必要なときは、子どもが寝てから作業をしています。子どもを抱っこしながらオンライン会議に参加したこともありますよ(笑)。
子育てが当たり前の光景なんですね。いい意味で「特別扱い」がないというか。
男女の分け隔てもないから、経験できる仕事に差がないですよね。うちの部署は海外工場が多いので、インドやタイにも、私含め女性社員が出張へ行きますから。
前職では、女性が出産や育児に直面したら、自分がフロンティアとなって環境を整えなければならなかったので、横浜ゴムは一歩進んでいるなと感じます。時短勤務者もフレックス制度が使えたり、さまざまな都合で退職した人が再び働ける「カムバック制度」があったり、長く働き続けられる環境が整っていますよね。
最後に、これからの目標を教えてください
もっと技術を突き詰めて会社に貢献したいです。技術系の仕事にはやりがいを感じていて、毎日がとても楽しいです。先輩たちから知識や経験を吸収して、自分ができる仕事の幅を着実に広げていけたらと思います。
法務の仕事に長く携わっているので、引き続き専門性を高めていきたいです。日々の仕事でも「こんな形の契約があるのか」など発見の繰り返しです。こうした発見を生かして、より難しい仕事にもチャレンジしていきたいです。
採用の仕事には説明会をはじめ、遠方出張の機会がたびたびあります。小さい子どもを育てていると、どうしても出張は難しいので、逆に仕事の在り方自体を変えられないだろうかと上司と話しているところです。最前線から一歩引いた、採用への新しい関わり方を見つけていきたいと思っています。
今日はありがとうございました。お二人のお話を聞けてよかったです。
女性社員座談会なのに「男女の分け隔てがない」とか「子育てしてても特別扱いがない」という話になりましたけど、大丈夫ですか?(笑)。
もはや「働き方座談会」でしたよね。次回は男性社員も参加してもらいましょう!
本日はありがとうございました。横浜ゴムには、それぞれのライフイベントを尊重する多様な制度がありますが、それらを気兼ねなく使える職場の雰囲気を感じ取ることができました。これからも自分らしく働き、活躍していただけたらと思います。
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