経営基盤強化

横浜ゴムグループは2021年度から2023年度までの新中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」をスタートしました。

人事戦略

更なる成長を実現する人事制度

更なる成長を実現するため、人事制度を変革します。管理職以上に対しては報酬と業績の連動を強化することで、継続的に成長できる組織を目指します。また、管理職をジョブ型の配置と処遇にすることで適材適所を推進します。

さらに社内教育を充実させるとともにキャリア採用、社内早期登用、グループ会社の人材、シニア層人材など様々な方面から最適な人材を登用することで、経営管理職層のレベル強化を図ります。

本社・平塚統合によるスピーディな意思決定

大きな環境変化に機動的に対応できる強い組織作りを目指し、新橋本社と平塚製造所の統合を計画しています。生産、販売、技術、物流の拠点を統一し、よりスピーディな意思決定を実現します。

働き方改革

本社と平塚製造所の統合に伴い、従業員の働き方改革を継続して推進します。場所・時間を問わない在宅・フレックス勤務の拡充を通じてワークライフバランスの改善、出産・子育て世代の女性の活躍およびキャリア形成の実現、介護や育児・配偶者転勤に伴う離職の解消などを進めます。

ESG経営

当社では「未来への思いやり」をスローガンとして掲げ「ESG経営」に取り組んでいます。

ESG経営

環境(E)

製品

当社では環境に配慮した製品の提供に取り組んできましたが、環境配慮への更なる高まりを受けて、自動車市場では今後EV化の加速が見込まれています。タイヤの軽量化、水素充填用ホースの拡販など環境商品の開発と販売を通じて環境負荷軽減に取り組みます。

水素充填ホース
水素充填ホース
超軽量コンセプトタイヤ
超軽量コンセプトタイヤ
製品

地球環境

1.カーボンニュートラル

カーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギーの活用拡大や省エネ活動を引き続き推進します。

2.サーキュラーエコノミー

再生可能原料・リサイクル原料について2030年に使用率30%以上を目指します。

太陽光発電
太陽光発電
バイオガス
バイオガス

3.YOKOHAMA千年の杜活動

2007年から継続して推進している「YOKOHAMA千年の杜活動」では国内14拠点、海外では8カ国21拠点で植樹を実施しています。2023年までに植樹と苗木提供をあわせて106万本を目標に今後も活動を計画しています。

植樹
■千年の杜活動によるCO2累計吸収量推定値
千年の杜活動によるCO2累計吸収量推定値

社会(S)

地域社会

2016年に設立された従業員による「YOKOHAMAまごころ基金」の活動とともに、今後も地域社会に根ざした支援活動を通じて、企業としての責任を果たします。

YOKOHAMA まごころ基金

2020年9月~2021年2月までの主な活動実績

1.新型コロナウイルス感染症対策支援

2020年は新型コロナウイルス感染症対策支援活動として支援金の寄付および当社の冬用タイヤテストコースがある北海道旭川市に消毒薬・マスクを寄付しました。

2.災害被災地への支援

2021年2月に発生した福島県沖地震の支援活動として、日本赤十字社を通じ義援金の寄付を実施しました。

■YOKOHAMAまごころ基金の仕組み
YOKOHAMAまごころ基金の仕組み

ガバナンス(G)・人

コーポレートガバナンス

政策保有株式については株の解け合い時に自社株買いを実施し、株主価値の向上に努めます。

グローバルガバナンス

グループガバナンスでは子会社管理の強化、内部通報制度の海外拠点の展開などグローバルでのマネジメント強化を図ります。

グローバルガバナンス

働きやすい環境づくり

1.ダイバーシティの推進

ダイバーシティを推進するためのワーキンググループを設置しており、管理職向けにLGBTセミナーを開催するなど多様な人材が働きやすい職場環境づくりを行っています。

2.安全で安心して働ける職場(リスクアセスメントを繰返し災害ゼロ)

工場では職場リスク体感訓練を通じたリスクアセスメントを実施するなど従業員が安全で安心して働ける職場づくりを目指しています。

管理職LGBTセミナー 
管理職LGBTセミナー 
職場リスク体感訓練
職場リスク体感訓練

ESG活動が世界的に評価

当社のESG活動は世界的に高く評価されており、ESG投資の世界的指数であるFTSE4Good Index Seriesに16年連続選定されています。今後もESG活動を推進し社会貢献に努めます。

FTSE4Good
FTSE Blossom Japan