アニュアルレポート2019

事業の概況

タイヤ

売上収益:

タイヤ 売上収益

事業利益:

タイヤ 事業利益

2018年12月期の概況

売上収益は前期比1.1%減の4,548億円、事業利益は同1.0増%の423億円となりました。売上収益に占める割合は69.9%、事業利益に占める割合は71.4%です。

新車用

国内、海外ともにプレミアムカーへの新車装着などは順調に拡大しましたが、国内では納入車種の切り替えや自然災害による自動車の生産調整の影響などにより販売が低調だったほか、海外においては中国で自動車販売不振に伴う生産調整などが続いており、売上収益は前期を下回りました。

市販用

国内ではヨコハマスタッドレス史上最高性能を実現した乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 6」をはじめとする冬用タイヤの販売が順調だったほか、グローバル・フラッグシップブランド「ADVAN」シリーズや低燃費タイヤブランド「BluEarth」シリーズなどの高付加価値商品の拡販に努めた結果、売上収益は前期を上回りました。一方、海外においては、天候要因や一部新興国における通貨不安、および米中貿易摩擦の影響による販売減少などにより、売上収益は前期を下回りました。

2019年12月期の見通し

売上収益は前期比微増の4,550億円、事業利益は同10.1%減の380億円を見込んでいます。

  • ADVAN dB V552多くのプレミアムカーに装着されている「ADVAN Sport V105」
  • iceGUARD 6 iG60ヨコハマスタッドレス史上最高性能を実現した乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 6」

MB(マルチプル・ビジネス)

売上収益:

MB 売上収益

事業利益:

MB 事業利益

2018年12月期の概況

売上収益は前期比3.2%増の1,178億円、事業利益は同4.6%減の74億円となりました。売上収益に占める割合は18.1%、事業利益に占める割合は12.5%です。

ホース配管事業

国内外の建機、工作機械需要が引き続き旺盛だったことに加え、自動車用ホース配管も海外を中心に好調を維持したことで、売上収益は前期を上回りました。

「Jeep® Wrangler」や「Jeep® Compass」に採用された次世代冷媒対応のカーエアコン用ホース

「Jeep® Wrangler」や「Jeep® Compass」に採用された次世代冷媒対応のカーエアコン用ホース

工業資材事業

国内外でコンベヤベルトの販売が好調だったことから、売上収益は前期を上回りました。

省電力コンベヤベルト「ECOTEX」

省電力コンベヤベルト「ECOTEX」

ハマタイト事業

国内の建築用シーリング剤の需要が低調で、売上収益は前期を下回りました。

航空部品事業

民間航空機の需要が低調なことや官需も需要の狭間期にあり、売上収益は前期を下回りました。

2019年12月期の見通し

売上収益は前期比1.9%増の1,200億円、事業利益は同8.1%増の80億円を見込んでいます。

ATG

売上収益:

ATG 売上収益

事業利益:

ATG 事業利益

2016年7月に買収を完了したアライアンスタイヤグループの業績を「ATG」として報告しています。

2018年12月期の概況

売上収益は前期比8.3%増の687億円、事業利益は同11.8%増の85億円となりました。売上収益に占める割合は10.6%、事業利益に占める割合は14.3%です。

オフハイウェイタイヤ

市販用タイヤの販売は欧州で天候不良の影響はあったものの好調に推移し、新車用タイヤの販売も北米・欧州を中心に好調に推移したことから売上収益は前期を上回りました。

2019年12月期の見通し

売上収益は前期比10.6%増の760億円、事業利益は同22.9%増の104億円を見込んでいます。

農業機械用タイヤ「324FarmPRO」

農業機械用タイヤ「324FarmPRO」

  • 前へ戻る
  • 一覧へ戻る
  • 次へ進む