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「YX2026」の業績目標を上方修正

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中間決算は過去最高の売上と利益を達成、通期業績予想を上方修正

2024年度中間期の経済は、国内では消費関連が弱含んでいるものの、一部自動車メーカーの生産・出荷停止の影響の緩和や、価格転嫁の進展などにより素材業種、物流関連業の景況感が改善し、情報通信業も良好な傾向を持続しています。海外は米国は堅調な個人消費が持続しているものの、製造業を中心に設備投資が減速しています。中国の景気は再び緩やかに減速傾向にあり、欧州は持ち直しつつあります。こうした中、当中間期の売上収益は前年同期比18.5%増の5,253億円、事業利益は同13.4%増の546億円、営業利益は同99.6%増の563億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は同68.3%増の466億円となり、いずれも過去最高となりました。2024年度通期の業績予想は2月公表値を上方修正し、売上収益は1兆1,050億円、事業利益は1,285億円、営業利益は1,160億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は785億円を計画しています。配当金は中間を当初予想から4円増配の1株当たり46円、期末を1円増配の52円、年間では1株当たり98円を予定し、4期連続の増配を計画しています。

グッドイヤー社のOTR事業を買収

当社は7月22日、米国のThe Goodyear Tire &Rubber Company(グッドイヤー社)の鉱山・建設用車両向けタイヤ(OTR)事業の買収を発表しました。グッドイヤー社の世界的に認知された商品力やブランド力、最先端の技術力、専門サービスなどを取り込むことで、当社の成長ドライバーであるOHT(オフハイウェイタイヤ)事業をさらに強化してまいります。こうした成長戦略の着実な実行と足元の好調な業績などを踏まえ中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)の2026年度の業績目標を売上収益1兆2,500億円、事業利益1,500億円、事業利益率12%に上方修正します。当社は「YX2026」の目標達成に邁進し、お客様からより一層信頼される企業であり続けます。株主の皆様におかれましては、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年8月