横浜ゴムのサステナビリティ
個人投資家の皆さま向けに横浜ゴムのことをわかりやすく紹介します。
「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」ために、サステナビリティの取り組みを強化しています。
ESG投資指数の構成銘柄に選出
世界的な ESG 投資指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に18年連続、「FTSE Blossom Japan Index」に6年連続で選定されています。また、2022年には新たに「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に選定されています。
国際的なNPOから環境対応で最高評価
持続可能な経済の実現を目指す国際環境非営利団体「CDP」より、2023年に5度目の「気候変動Aリスト」に選定されています。
気候変動や生物多様性に関する情報を積極的に開示
当社は2022年に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言へ賛同を表明したほか、2023年に自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の理念に賛同し、「TNFDフォーラム」に参画しました。持続可能な社会への貢献と企業の持続的な成長のため、気候変動や生物多様性保全への対応に関する情報開示を積極的に行います。
天然ゴムの持続可能な調達に貢献
横浜ゴムグループは持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(Global Platform for Sustainable Natural Rubber:GPSNR)に創設メンバーとして参画しています。また、独自に策定した「持続可能な天然ゴムの調達方針」に沿ってタイの天然ゴム公社と協働した天然ゴム農家の支援、大学との共同研究、サプライヤー交流会などを行っています。
活動事例
●バイオマスを使用した合成ゴムの研究開発を推進
カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、現在石油から生産されている合成ゴムの原料(ブタジエンやイソプレン)をバイオマスから生成する技術開発を産学連携で進めています。
●サステナブルレーシングタイヤを開発
当社がワンメイクタイヤサプライヤーを務める「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に2023年からサステナブル素材を33%活用したレーシングタイヤを供給開始しました。米の籾殻や自然由来のオイル、再生したゴムなどを使用して開発し、2025年にはサステナブル素材35%以上のタイヤ供給を目指しています。
●世界各地で森をつくる活動を推進
2007年から開始した「YOKOHAMA千年の杜活 動」は、国内14拠点、海外では8カ国21拠点で植樹を実施し2030 年までに植樹と苗木提供をあわせて130万本を目標に活動を継続 しています。
●従業員による災害復興や社会貢献活動を支援する基金を設立
2016年に有志の従業員によって基金を積み立て、社会貢献活動に役立てるYOKOHAMAまごころ基金を設立しました。これまでに災害被災地に義援金を拠出したほか環境保全や子供たちの支援に取り組む団体に活動資金を寄付しています。