横浜ゴム（株）（社長：南雲忠信）は、ナノテクノロジーの採用により、優れた静粛性に加え、ロングライフ性能をさらに向上した「DNA map ES340（ディーエヌエー・マップ・イーエスサンヨンマル）」を2006年2月1日から順次発売する。発売サイズは155/65R13 73H～215/60R17 96Hの全23サイズで、価格はオープンプライス。

　「DNA map ES340」は、従来品「DNA map-RV」の優れた静粛性を維持しながら、ロングライフ性、省燃費性、ウェット性能をさらに高めることをメインテーマに開発された。トレッドコンパウンドには、ゴムをナノレベルで研究して開発したmap専用「ナノパワーゴム」を採用。従来の「合体ゴムII」に「高活性カーボン」「フレキシブルポリマー」を新配合した「ナノパワーゴム」は、摩耗と燃費の悪化原因となるタイヤの発熱を抑え、ロングライフ性と省燃費性を一段と高めた。同時にゴムをよりしなやかにし、路面の微細な凹凸に密着することで、ドライ路面はもとより、低温のウェット路面でも優れたグリップ力を発揮する。
　また、路面からの振動を抑制する「振動吸収構造」をタイヤサイズ毎に最適に設計し、さらにmap独自の非対称サイレントパターンを継承。ハイレベルな静粛性と快適性を実現している。

　※「map」は、multi（多様な）、active（行動）、purpose（目的）の頭文字をとった造語で、行き先を導く「地図」という意味を持った商品名

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