ニュースリリース

横浜ゴム、難燃超耐摩耗性コンベヤベルト「FLAME GUARD SWR‐70」を発売

2023年12月27日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)は、難燃性コンベヤベルトとして好評を博している「FLAME GUARD」シリーズから難燃超耐摩耗性コンベヤベルト「FLAME GUARD SWR-70(フレイムガード・エスダブリューアールナナジュウ)」を発売しました。

「FLAME GUARD SWR-70」は、製鉄所での焼結鉱やコークス搬送ライン、石炭火力発電所での石炭搬送ラインでの使用を想定し開発しました。同商品は近年、安全性の面からニーズが高まっている難燃性(自己消火性)に加え、耐摩耗性の向上でベルトの交換周期を伸ばしランニングコストを削減できるほか、安定的な操業に寄与します。

横浜ゴムでは、特殊配合ゴムにより自己消火性を持つ「FLAME GUARD」シリーズとして、難燃性、難燃超耐摩耗性、難燃重耐油性、難燃中温耐熱性、難燃高温耐熱性のコンベヤベルトを品揃えしています。今回、横浜ゴムの独自商品である世界トップレベルの耐摩耗性を実現したコンベヤベルト「Tuftex α」の開発で培われた技術を使用し、ゴム配合の最適化を図ることで、従来の難燃超耐摩耗性コンベヤベルト(FLAME GURAD SWR)の耐摩耗性を30%向上させた「FLAME GUARD SWR‐70」を開発しました。

横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)に取り組んでいます。MB事業では強みであるホース配管事業と工業資材事業にリソースを集中してMB事業の成長を牽引し、安定収益を確保できる構造を目指しています。その施策のひとつとして工業資材事業では、得意市場であるコンベヤベルト市場における圧倒的なプレゼンスの確立を掲げています。

「FLAME GUARD」シリーズの耐摩耗性比較