横浜ゴム（株）（社長：南雲忠信）は、PRGRの新ブランド「iD」の「iD455」シリーズのフェアウェイウッドとして「iD HIT（アイ・ディー・ヒット）」を（株）プロギア（社長：森昌弘）を通じて12月10日から発売する。番手は#3、#4、#5、#7をラインアップし、それぞれヘッドスピード別に「M-43」「M-40」「M-37」の3タイプを用意した。価格は1本36,750円（本体価格35,000円）。

　「iD HIT」はアベレージモデル「iD455」シリーズのトータルバランスを重視しながら、「iD」の基本コンセプト“ゴルファーの感性（Inspiration）とデータ（Data）を重視したクラブづくり”を踏襲。ゴルファーの「感性」に応え、ドライバー同様クラブ長さ、重量にこだわり「長すぎない42.5インチ、軽すぎない318g（#3/M-40）」に設計したほか、ヘッドはやや小ぶりで振り抜きやすさを重視した。またシャローでありながら厚みを感じられるヘッド形状で強いショットが打てるイメージを持たせショットの安心感を高めた。さらにソールのヒールとトゥ部分に独特な凹みを設け、地面との接触を低減。シャフトは先端剛性を高めて吹け上がりを抑えたほか、タングステンソールによる低重心設計で低スピン効果による飛距離向上を図った。

　同時に「データ」に基づき、フェースの肉厚に変化をつけた「iD HIT」専用フェース偏肉構造を採用。重心点をややヒール寄りに、フェースセンターを最高初速点にする「新重心設計※」を実現すると同時に、フェースターンもやさしくなりスクエアインパクトの再現性を高めた。これらにより、「iD HIT」はやさしさをイメージできるフェアウェイウッドに仕上げた。
※特許出願中

「iD HIT」のスペック