ニュースリリース

ヨコハマタイヤからエコタイヤ「DNAアースワン」新発売

オレンジオイルで省燃費とグリップ力を両立

2007年12月13日

  • タイヤ関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、オレンジオイルの配合によりころがり抵抗の低減とグリップ力の向上をさらに高次元で両立させた新世代エコタイヤ「DNA Earth-1(ディーエヌエー・アースワン)」を2008年2月1日より順次発売する。発売サイズは155/65R13 73H~275/30R20 97Wの全70サイズで中型輸入車、国産セダンをはじめ中型ミニバン、コンパクトカー、軽自動車の純正およびインチアップサイズまで幅広く対応する。価格はオープンプライス。

「DNAアースワン」は、「エコタイヤDNA」の代表的商品(DNA ECOS)に比べ、ころがり抵抗を21%も低減。これにより車の燃費向上に今まで以上に貢献することが可能となった。この優れた省燃費性能は、今年7月に発売した「エコタイヤDNA」のフラッグシップ「DNA dB super E-spec」のコンパウンド技術を応用することで実現した。発熱の少ない天然ゴムの比率を高めてころがり抵抗を低減し、ゴムをしなやかにするオレンジオイルの配合によりグリップ力を高めている。このほかトレッドパターンや構造も新開発し、卓越した省燃費性能を実現しながら、ウェットグリップ力、乗心地、静粛性などをハイレベルでバランスした“マルチパフォーマンス”を有するタイヤとなっている。

横浜ゴムは国内メーカーの中でいち早くタイヤの環境性能に着目し、1998年に「エコタイヤDNA」を発売した。以来10年以上にわたる開発・販売の実績を持つ。昨今、地球環境問題への社会意識の高まりに加え、ガソリン代の高騰などもあり「エコタイヤDNA」シリーズは当社の主力商品として好評を得ている。今回の「DNAアースワン」の発売により、さらに幅広いユーザーに対応できるエコタイヤラインアップが完成し、当社が開発を進める環境貢献商品もより一層充実することとなった。

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新世代エコタイヤ「DNA Earth-1」

新世代エコタイヤ「DNA Earth-1」

「DNAアースワン」の主な特長

(1)ころがり抵抗を21%低減(DNA ECOS比)

「オレンジオイル」配合の「アースワン専用ナノパワーゴム」により、ころがり抵抗を大幅に低減。「エコタイヤDNA」のフラッグシップ「DNA dB super E-spec」に次ぐ省燃費性能を実現している。

(2)ウェット性能を向上

「オレンジオイル」と新トレッドパターンの相乗効果で優れたウェット性能を発揮する。

(3)快適な乗心地を実現

ヨコハマ独自の新技術により、広いサイズ展開に合わせて構造をチューニングすることで快適な乗心地を確保。

(4)静粛性や耐摩耗性を向上

新トレッドパターンの採用により、静粛性とともに耐摩耗性、耐偏摩耗性を向上した。

(5)豊富なサイズバリエーション

「DNA dB super E-spec」の高レベルの性能をより多くの人に提供するため70サイズの豊富なバリエーションを用意。多くの車種の純正およびインチアップサイズまで幅広く対応する。

ヨコハマの先進技術を結集した「アースワン専用ナノパワーゴム」

従来のナノパワーゴムにヨコハマのエコフラッグシップタイヤに搭載した「スーパーナノパワーゴム」の技術を採り入れ、アースワン専用にチューニングした新コンパウンドを開発。天然ゴム配合で「エコタイヤDNA」シリーズ中最高レベルのころがり抵抗低減を実現しつつ、「オレンジオイル」が確かなグリップ力を発揮する。

“マルチパフォーマンス”を実現するトレッドパターン&コンストラクション

ウェット性能と耐摩耗性、静粛性などを高レベルで発揮する新パターンを採用。また、衝撃を効率よく分散するプロファイルやインチアップサイズでの乗心地を追求した専用フィラーを新設計した。これにより、さまざまなニーズや車種に対応した“マルチパフォーマンス”を実現している

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