今後の事業環境については、原材料価格の高止まりによる企業収益の悪化や為替のリスクが存在し、不安定な状況が続くことが予想されます。こうした状況の中で、弊社グループは生産、販売、技術のあらゆる面でより一層の改善を進めてまいります。

2010年度の見込みに関しては、社内目標として売上高5,185億円、営業利益245億円、経常利益220億円、当期純利益125億円と設定しましたが、前提条件の見直しにより、為替および原材料高騰のリスク、さらにこれらに対応する追加改善策を織り込みました。その結果、連結業績予想は売上高が前期比11.5%増の5,200億円、営業利益が同16.1%減の180億円、経常利益が同22.6%減の145億円、当期純利益が同30.4%減の80億円と見込んでいます。

なお、今年度の配当については、中間配当を一株当たり4円、期末配当を6円とし、年間では一株当たり10円を継続する予定です。