山東横浜ゴム工業制品有限公司 (YRSC)(中国)
コンベヤベルトの製造販売
敷地面積50,000m2
従業員数242名(2024年12月)
所在地山东省潍坊市临胊县辛寨街道横浜路937
相談・苦情などの受付窓口TEL:0536-334-3576 FAX:0536-335-3515
メールアドレス:info@yrsc-yokohama.com
会長ご挨拶
天野 成彦(あまの しげひこ)
2025年8月より会長に就任しました天野です。横浜ゴムのコンベヤベルト生産第二拠点として、国内外の存在感を高め、従業員と一緒に成長・活力のある会社とする様、頑張っていく所存です。
当社は2006年1月に山東躍馬胶帯有限公司と横浜ゴム(中国)有限公司の合弁会社として、ゴム工業品の製造が盛んな中国山東省にコンベヤベルトの生産・販売会社として設立しました。
2025年7月に必要な手続きを完了し、山東横浜橡胶は合弁を解消、横浜ゴム株式会社の100%子会社として新たなスタートを切りました。
この完全子会社化により、意思決定の迅速化、グループ全体における経営管理の強化、ならびに経営資源の効率的な活用が可能となり、さらなる成長を目指してまいります。あわせて、顧客ニーズに迅速に対応する販売・技術サポート体制の構築や、生産能力の最大化による安定供給体制の強化を推進し、グローバル市場における競争力の一層の向上を図ります。
また、中国国内にとどまらず、日本をはじめとした海外市場においても、鉄鋼・石炭・セメント・電力など、産業インフラを支える幅広い分野へ向けて、高品質な製品を提供しています。
当社は、「私たちは高品質なコンベヤベルトづくりを通じて、安心で豊かな暮らしに貢献します。」という基本理念のもと、安全・環境・コンプライアンスに十分配慮した経営を徹底し、地域社会に貢献する企業を目指してまいります。
国内 大型急傾斜加硫機を導入
海外向け八角形ドラム梱包の開始
製品出荷場を整備
組織統治
経営管理機構は、総経理をトップとし、配下に高級管理職の副総経理、部門長を配置しています。
社内では部内統制を意識するよう部門長を指導しています。また、部門を越えての折衝は部門長同士で対処させることで活気のある組織運営を図っています。
常に安全第一をモットーに、労働災害ゼロと働くことへの喜びを最重要視しています。内部通報に関する制度も整備し、コンプライアンスを意識した運営を行っています。
組織変更
2024年4月1日の組織変更では、中国国内において日々高まる安全生産に対する要求に応えるべく、新たに安全に対する責任者として安全総監を設置しました。
2024年8月1日の組織変更では、設備部を総経理直下に配置し、より独立性を高めることで設備改善・安全対応を迅速に実施できるようにしました。
人権
会社規則に就業に関わる、男女差別、児童労働、強制労働等が無いことを定め、本規則を使い運用管理を行っています。
給与制度改定と評価制度導入
人材雇用においては、社近隣だけに拘らず、臨朐県広域での求人を行っています。2018年下期には給与制度(基本給、役職手当、資格能力手当て)の大幅見直しを行ったことで地域格差を解消しました。現在、地域唯一の日系企業で福利厚生の充実度は高く、今後も日系企業ならではの評価制度へアップグレードしていき、より一層のモチベーション向上を図っていきます。
労働慣行
常に安全を第一として、全員【無事に帰宅】する。
安全な設備、安全な作業、快適な労働環境により、労働災害ゼロを実現し、従業員の心身の健康を確保し、安全・安心な企業を構築します。
- 法令を遵守し、社内の安全規定を遵守し、全従業員の安全と健康を確保する。
- 設備の安全装置が正常に動作していることを確認し、必要に応じて保護具を着用する。
- 安全性向上・防災設備への投資を着実に推進する。
- 定期的な安全教育や防災訓練を実施し、安全意識の向上と真の安全人材の育成を図る。
- 全従業員が安全衛生活動に参加し、本方針を理解し実行できるよう教育を継続的に推進する。
- リスク評価を継続して実施し、潜在的な危険を排除する。
- 労災ゼロ、火災ゼロ、職業健康災害ゼロ
2024年に生産設備の安全性改善の取り組みを強化し、災害リスクレベルⅤ・Ⅳ(高リスク)となる箇所の改善・撲滅を実施しました。今後、更なる災害リスク低減に向けて取り組みを継続していきます。
生産設備を安全柵で囲い、危険源へ近づけないように改善
生産設備を安全柵で囲い、危険源へ近づけないように改善
千年の杜活動
2020年以降のコロナ禍では地元政府からの自粛要請などもあり、千年の杜活動は実施できておりませんでしたが、2022年以降、地域政府による植樹活動に参加し、苗木購入資金の寄付を行いました。
地域政府主催の植樹活動への参加
地域政府主催の植樹活動への参加
障がい者雇用
当社は人事総務部の所轄として、障がい者を雇用しております。
現場での取り組み
歩行者通行帯整備・歩車分離ポール設置
従業員およびお客さまの安全性を高める目的で、工場棟を繋ぐ歩行通行帯を新たに設けました。歩行者と車両の通行区分を明確にすることで、ヒヤリ未然防止、3Sの推進も図りました。
生体認証「顔認証」による来訪者管理
出退勤および来訪者の入退出管理を進めていくため、2019年8月にセキュリティーゲートを導入しました。通行時にデータベース登録した情報を元に自動認証を行います (出勤管理、不正防止)。来訪者は身分証明証などを守衛へ提示、データ登録後に入構することができます。
セキュリティーゲート
働きやすい環境づくり
結婚・出産のお祝い金、弔慰見舞金、出産休暇制度をはじめ、優秀従業員の報奨制度、創立記念日や中国の伝統的な祭日に合わせた贈り物等、福利厚生を充実させ、社員の満足度向上を図っています。
2024年納会での抽選会
環境ポスター優秀賞の表彰
男女平等の推進
当社での女性の就業率は従業員数全体の約11%、女性管理職は4名、管理職全体の約12%となります。昇格昇進に男女の格差はありません。新規採用においても、個人の希望と能力を尊重しての配属を行っております。
コミュニケーション
年に一回、近隣の観光地へ日帰りの社員旅行を行っています。現地でミニ運動会を開催し、社員同士のコミュニケーションとチームワークの向上を図りました。
2024年社員旅行(青島崂山)
2024年社員旅行(青島崂山)
2025年社員旅行(淄博)
ミニ運動会
災害時の対応
防災救護訓練の様子
当社では年に二回の消防救護訓練を実施しています。
また地域で初めてAED導入を実施しました。中国赤十字に依頼し人民病院講師による一次救命処置(CPR)とAEDの使用方法を学びました。
防災救護訓練の様子
CPR教育とAED導入(3台)
政府による防災訓練視察
環境
企業と環境の調和のとれた発展を重視し、環境に配慮した経営を行い、法令を遵守し、環境に貢献する企業を目指します。
環境方針- 法令を遵守し、環境汚染の総合的な予防対策を講じます。
- ISO14001マネジメントシステムを活用し、継続的改善を図ります。
- 産業廃棄物を徹底的に削減し、よりクリーンな生産を実現します。
- 全従業員の省エネ活動を推進し、CO2排出量を削減し、省エネ・環境に優しい製品を市場に提供します。
- 地域との融和を進め、地域を大切にし、地域から信頼される環境貢献企業となります。
- 全従業員が本方針を理解し実行できるよう教育を継続的に推進します。
- 産業廃棄物は2023年比で3%削減する。
- エネルギー消費量は2023年比1%削減する。
- 基準排出量を維持する。
- 外部からの環境クレームと環境不正行為ゼロ。
環境マネジメント
ISO14001の環境マネジメントシステムの維持管理を進め、横浜ゴムの環境基本方針への遵守に努めております。 環境局指導によるVOCs排出管理については、第三者機関による検査を受け国内の排出基準をクリアしました。しかし、2019年には設備の管理不具合が起こり行政指導を受けてしまった反省があります。この教訓から設備管理基準SOPの見直し、設備管理教育を実施すると共に、2019年度に当該VOCs装置を信頼性の高いメーカーへ設備投資を実施し再発防止策を講じました。しかし、法規制により光触媒VOCsが禁止になり、2022年12月に活性炭方式へ変更しました。毎月の自主点検による傾向管理も行うことで、基準値オーバーとならないように定期的に活性炭の交換を行うようにしました。中国では依然と環境規制は厳しくなる一方となることから、今年度も計画的に環境投資に取組んでいきます。
環境データ
画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます
| 項 目 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 廃棄物処理量(t) | 252 | 214 | 238 | 255 | 285 | |
| 埋立率(%) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| 埋立量(t) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| エネルギー使用量 (原油換算:kl) |
電力 | 1,251 | 1,486 | 1,878 | 1,588 | 1,614 |
| 燃料 | 712 | 724 | 807 | 773 | 821 | |
| 合計 | 1,964 | 2,210 | 2,685 | 2,361 | 2,435 | |
| 温室効果ガス排出量(千t-CO2) | 5.0 | 5.7 | 6.2 | 5.3 | 5.9 | |
| 水使用量(千m3) | 10.4 | 11.9 | 10.6 | 11.6 | 14.1 | |
- 年度:1月~12月
- 温室効果ガス排出量の算定は、2015年度以降は、GHGプロトコルを使用しました。
電動フォークリフト
活性炭フィルター式VOCs処理装置(2022年度更新)
活性炭フィルター式VOCs処理装置(2022年度更新)
公正な事業慣行
汚職に関する方針
当社の購買部門では相見積の取得および発注に対しては、総経理の確認サインなしではできない仕組みとし、不正行為防止策として実施しています。
コンプライアンス関係
横浜ゴムの行動規範をベースに中国語での行動規範を作成し、YRSC版コンプライアンスカードを全従業員へ配布し、教育を実施しました。またコンプライアンスに関する相談窓口を明確(メール、電話等)にし、随時、相談等の受付を実施しています。
消費者課題
ユーザーとのコミュニケーション
顧客満足度を高めるため、アフターサービス部を設けております。技術者の訪問や、定期的にお客さまのコンベヤベルトをご使用頂いている現場へ出向き点検を行うことで、きめ細かくお客さまの声に対応し顧客満足の充実に努めています。
アフターサービス部の活動
コンベヤベルトのエンドレス工事の様子
コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
地域社会との関わり
2024年に临朐县内の製造業を多数招待し、フォークリフトの後方エリアにおけるAIカメラによる人検知装置を導入した事例と、資格者のみ溶接装置を使用できるようにするインターロック制御装置の事例を紹介しました。

