横浜ゴム（株）（社長：南雲忠信）は、乗用車用高級アルミホイール「KREUTZER SERIES Vi（クロイツァー・シリーズ・ファイブアイ）」をカー用品販売子会社の（株）YFC（社長：市川隆夫）を通じて11月16日から発売した。発売サイズは17×7.5J～19×9.5Jの全9サイズ。希望小売価格（税込み）は64,050円～89,250円。※商品名の「i」はimproved（改良・進歩）の頭文字。

「クロイツァー・シリーズ Vi」は、鋳造1ピース5本スポークという定番デザインを徹底的に追求した正統派アルミホイール「クロイツァー・シリーズ V」を7年ぶりに改良した商品。デザインから仕上げ塗装に至るまでを丹念に見直し、あらゆる角度からの“美しさ”と“クロイツァーならではのアイデンティティ”をさらに突き詰めた。デザインでは、スポーク幅をやや広げる一方で、「クロイツァー・シリーズ」の特長であるアンダーリングデザインとオーバーフランジスポークとの絶妙なバランスを実現し、スタイリッシュでありながらスポーツ性をより強く主張する立体的造形を成し遂げている。また、鋳造+圧延スピニング工法のリム成型により、アルミホイールに求められる軽量性と高剛性を両立した。さらに「i」シリーズからはロゴも新デザインを採用している。

塗装面でも徹底的に“美しさ”を追求した。そのためカラーバリエーションは、他のホイールの仕上げ塗装に採用しているシャインシルバーにハイパーシルバーを上塗りすることで贅沢な輝きを放つ「プラチナシルバー」と、シルバー塗装後にダイヤモンドカットによる全面切削加工を施し、アルミの持つメカニカルな美しさを極限までアピールした「マシニング＆シルバー」の2色とした。さらに、オールアルミ製センターオーメント＆クロームメッキリング、3次元精密加工機により深さ1.5mmで削り出したスポークロゴなど、細部にわたって妥協のない作り込みを施すことで新しい魅力を持つ高級アルミホイールを実現している。