ニュースリリース

エアクラフト・インテリアズ・エクスポ2007に出展

軽量・コンパクトな新型化粧室ユニットを初公開

2007年04月12日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、4月17日~19日まで、ドイツのハンブルグで開催されるエアクラフト・インテリアズ・エクスポ2007に出展する。同展示会は、椅子、ギャレー、化粧室など最新の旅客機用内装品が紹介される世界的展示会で、今年は500社以上が出展し、世界のエアライン150社以上から関係者の来場が見込まれている。横浜ゴムは3年前から同展示会への出展を続けている。

横浜ゴムは、旅客機用化粧室を手掛ける世界的メーカーの1社。ボーイング社に対し、2004年まで757向け化粧室ユニットを独占供給してきたのに続き、現在は737向けに2010年までの契約で独占供給を続けている。757はすでに生産を終了しているが、その多くが運航中のため内装リフォームの需要が高まっている。また737ファミリーは6,000機以上の総受注量を誇る(現在の受注残は1,600機)ベストセラー機で、今後、運航機数が増加すると共に補修需要も飛躍的に高まると予想されている。

ボーイング社へのOEM納入といった「高い技術力とブランド力」を生かし、横浜ゴムは世界のエアラインに補修用化粧室ユニットを積極的に販売していく考え。今年の展示会では、快適かつ軽量な次世代化粧室ユニットのコンセプトモデルを、エアラインや航空機メーカーに限定して初公開する。このほか、全席ビジネスクラス仕様などの737ファミリー機向けに開発した窓付きモデル、老朽化した757化粧室の交換又は補修用にデザインされたモデルなどを一般展示する。横浜ゴムでは、こうした化粧室ユニットのラインアップ充実を図ることで、差別化を求めるエアラインの要望に応えていく方針。

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横浜ゴムのブース(イメージ図)

横浜ゴムのブース(イメージ図)