ニュースリリース

「ル・マン24時間耐久レース」で2チームをサポート

2002年06月11日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は6月15日から2日間、フランス・サルテサーキットで開催される「第70回ル・マン24時間耐久レース」で2チーム2台をサポートする。
「ル・マン24時間耐久レース」は、1923年に始まった伝統と格式あるレースで、ドライバーと車両に極めて過酷な走行条件を強いることで知られる。カテゴリーは大別すると、レース専用に開発された車両「プロトクラス(LMP900/LMP675)」と市販車両「GTクラス(LM-GTS/LM-GT)」の2つ。今回、横浜ゴムがタイヤを供給するのは、ザイケルモータースポーツ(ポルシェGT3R)、チームタイサンアドバン(ポルシェGT3R)で、いずれもLM-GTクラスにエントリーしている。
横浜ゴムは、全日本GT選手権用のタイヤをベースに耐摩耗性を強化したル・マン専用タイヤを開発。5月のル・マン予備走行会での事前テストでは満足のいく結果を得ている。今回供給するタイヤは約600本で、ドライ用がYOKOHAMA A005、ウェット用がYOKOHAMA A006。タイヤサイズはドライ、ウェットともにフロントが250/650R18、リアが280/680R18。
昨年の同レースでは、LM-GTクラスに参戦した3チーム5台をサポート。ヨコハマタイヤを装着した「ザイケルモータースポーツ/ポルシェ911GT3R」が優勝し、一昨年の「チームタイサンアドバン/ポルシェ」に続いて2年連続のクラス優勝となった。さらに、2位もヨコハマタイヤ装着車が獲得した。また、不安定な天候でレースコンディションが激しく変化し、出場した48台中27台がリタイアする過酷なレースとなった中、ヨコハマタイヤ装着車4台すべてが完走した。

■ヨコハマタイヤ装着車リスト