ニュースリリース

「フルードパワー国際見本市」に出展

環境をテーマに各種高圧ホースを展示

2005年08月26日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、8月30日(火)~9月2日(金)の4日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催される第21回「フルードパワー国際見本市」(主催:(社)日本フルードパワー工業会、フジサンケイ・ビジネスアイ)に出展する。同見本市は、油圧・空気圧・水圧機器及びそのシステムに関する専門展示会で、ことしは国内外約120社が参加を予定している。横浜ゴムは、環境をテーマに開発した各種高圧ホース類や最新の設計技術などを紹介する。

環境をテーマに展示する主な商品は、非塩素系汎用ホース「エコファインレックス」、燃料電池車向け水素ホース、クリーン燃料の一種であるDME(ジメチルエーテル)用ホースなど。なかでも「エコファインレックス」は、建設・工作機械向けに数多く使用される汎用ホースとしては初めて非塩素系ゴムを採用した商品で、焼却してもダイオキシン発生の心配がなく、使用後のサーマルリサイクル化に貢献する。

このほか、空気が入った状態で水に沈む自沈タイプの「曝気システム」*1向けエアーホースを水槽に入れた状態で展示する。また金属継ぎ手を外しても継ぎ手の口から油漏れのないノンスピルカップリングを、実際に取り外しして体験できるようにする。さらに航空機など複雑な構造体の設計に使用される「FEM(有限要素法)」や流体力学を採用したホースの設計手法をパネルなどで紹介する予定。

*1「曝気システム」:貯水ダムなどで、湖底に設置され空気を噴出して水を攪拌する装置。アオコなどの発生防止、水質保全の目的から全国的に普及が進んでいる。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

ヨコハマブースのイメージ図

ヨコハマブースのイメージ図