ニュースリリース

「ヨコハマタイヤ・フィリピン」操業開始1年で「ISO9002」取得

1999年04月26日

  • 経営関連

当社のタイヤ生産販売子会社「ヨコハマタイヤ・フィリピン」のタイヤ工場が、今年3 月に「ISO9002」の認証を取得しました。審査にあたったのは第三者審査機関「ロイドQA社(Lloyd's Register Quality Assurance Ltd.)」で、認証は英国、オランダ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国に登録されます。
 「ヨコハマタイヤ・フィリピン」では、建設プラン作りの段階から国際基準の品質管理 システムの導入を計画。操業前から品質管理システムのマニュアル化、手順書などの書類 整備を進め、操業開始後は現地マネージャーが中心となって作業指示書の作成、管理体制 の構築などに取り組んできました。この結果、1998年1月の生産開始からわずか1年で 「ISO9002」の認証取得を実現しました。
 「ヨコハマタイヤ・フィリピン」は1996年4月、当社80%、川鉄商事20%の出資(資本金25億円)で設立した乗用車用ラジアルタイヤの生産販売会社です。98年は年間で約100万本を生産しました。主に欧州、中東、アジアに輸出し、一部をフィリピン国内の市販向けにも販売しています。昨年8月にフィリピン進出の日系自動車メーカー2社へのOEM納入を開始しており、本年はさらに納入メーカーを増やす予定です。
 当社の海外タイヤ生産拠点は、97年12月にアメリカのタイヤ生産販売子会社「ヨコハマタイヤ・コーポレーション(YTC)」のセーラム工場が「ISO9002」を取得しています。国内ではすでに、タイヤ5工場全てが「ISO9001」を取得済みです。