横浜ゴム（株）（社長：冨永靖雄）は8月25日から7日間、ロシアのモスクワで開催される「第6回ロシア国際オートサロン」に出展する。ハイパフォーマンスタイヤ「A.V.S」シリーズを中心に、ロシアでも販売中のタイヤを幅広く紹介し、ロシア市場におけるヨコハマブランドの認知度向上を図る。同ショーへの出展は今回が初めて。

今回紹介する「A.V.S」シリーズは、乗用車用3種と4×4用1種。乗用車用タイヤでは、ポルシェ社やアストン・マーチン社など世界有数のスポーツカーに標準装着されているハイパフォーマンスタイヤ「A.V.S Sport」、優れた静粛性を実現した「A.V.S dB」、最高速240km/hまで対応したウィンタータイヤ「A.V.S Winter」を展示する。4×4用タイヤでは、AMG社の「AMG G55」やブラバス社の「ブラバスMV12」に標準装着されている「A.V.S S/T type-1」を展示する。「A.V.S」シリーズ以外の商品としては、4×4用タイヤ「GEOLANDAR」シリーズ、スタッドレスタイヤ「ICE GUARD」「GUARDEX F700」などを紹介する。

横浜ゴムはロシア市場を今後の重要戦略市場と位置づけ、高級・高性能乗用車タイヤを中心に販売している。今後、新商品の投入や積極的な宣伝活動など総合的なマーケティング活動を通じてブランドイメージの確立を図り、同市場での販売量拡大を図っていく。

「ロシア国際オートサロン」は、1993年に初開催されて以来、自動車産業に関わる多くの企業が出展している。今年は世界40カ国から700社以上が出展を予定している。