ニュースリリース

横浜ゴム、「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画

2023年02月15日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)は2023年1月、「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」に参画しました。

「生物多様性のための30by30アライアンス」はネイチャーポジティブ※1というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を保全・保護することを目指す国際的な目標である「30by30」の達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるための企業・自治体・団体の有志連合です。環境省を含めた産民官17団体を発起人として設立され、現在、300以上の企業、自治体、NPOなどが参加しています。

横浜ゴムは2010年に「生物多様性ガイドライン」を策定し、バリューチェーンの生物多様性保全に取り組んできました。生産拠点周辺地域において植樹・苗木提供を行う「YOKOHAMA千年の杜活動」や生産拠点の敷地内が地域生態系にプラスに作用するための生物多様性保全活動に取り組み、いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)※2を国内5拠点で取得しています。

今後は「生物多様性のための30by30アライアンス」への参画を通じ、「YOKOHAMA千年の杜」や生産拠点の敷地などでの将来的なOECM※3の認定取得と「30by30」の達成を目指すことで自然共生社会の実現に貢献していきます。

横浜ゴムグループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていきます。

※1:生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せるという考え方。
※2:いきもの共生事業所®認証: 一般社団法人「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」が開発した「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」の考え方に沿って計画・管理され「土地利用通信簿®」で基準点以上を満たしていることを認証する制度
※3:OECM=Other Effective area-based Conservation Measures : 国立公園などの保護地区以外で生物多様性保全に資する地域

「生物多様性のための30by30アライアンス」のロゴマーク

「生物多様性のための30by30アライアンス」のロゴマーク