ニュースリリース

中国・四国地区の物流拠点を集約化する「西日本配送センター」が尾道に完成

1997年05月06日

  • 経営関連

当社が尾道工場(広島県)内に建設を進めてきた「西日本配送センター」がこのほど竣工、5月6日から営業を開始しました。新配送センターは中国地方5県(鳥取、島根、岡山、広島、山口)及び四国4県の同社系列のタイヤ販売会社(販売拠点約50)への配送をカバーします。従来、同地区は、広島、米子、高松、西宮にあった4ヶ所の物流拠点でカバーしてきましたが、今後は1ヶ所に集約されることになり、配車や積載などの物流効率が大幅に向上することになります。
当社では、スペース的に拡張が難しい都市部の既存倉庫を整理・統合し、新たに物流面で立地に優れる場所に配送センターを再配置し、これと平行して配送テリトリーの変更を実施してきました。
この方針に基づき、既に苫小牧(北海道)、仙台(東北)、川口(関東・新潟・山梨)、四日市(近畿・東海・北陸・長野)、福岡(九州)に配送センターの設置を終了しており、今回の「西日本配送センター」の完成で、全国6つの物流拠点体制が確立しました。
当社では今後も、工場の保管・出荷機能強化による地区拠点での在庫偏在の解消、工場から販売会社(含む小売店)への直送量拡大などにより、トータル在庫の削減、物流サービスレベルの向上と効率化を推進していく方針です。