ニュースリリース

千葉市消防合同庁舎に免震積層ゴムを設置

1997年07月16日

  • 工業品関連

当社の免震積層ゴムが、7月、現在建設中の千葉市消防合同庁舎(千葉市中央区) に設置されました。同庁舎は地上8階、地下1階、塔屋1階の建物で、8年9月に着 工、10年10月の竣工を予定しています。千葉市全域の消防・防災活動の新中枢拠 点として重要性の高い施設で、最新鋭の総合指令情報システムと本部機能を完備する 計画です。今回、免震構造を採用した背景には、「大規模震災時にも防災拠点の安全 を確保することで社会不安を解消する」との狙いがあります。免震構造とは、地盤面 と構造物を絶縁し、振動を低減させ、内部と構造物自体の安全性を高めるもので、同 庁舎では地下1階の駐車場と1階の間に積層ゴムと鋼棒ダンパーからなる免震層を設 け、地盤の揺れが建物上部に直接伝わらないよう設計されています。今回設置された 当社の積層ゴムは合計30基です。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

免震建物

免震建物

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横浜ゴムのビル用免震積層ゴム

横浜ゴムのビル用免震積層ゴム