ニュースリリース

横浜ゴム、「持続可能な天然ゴムの調達方針」を改定

2021年09月21日

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横浜ゴム(株)は2021年9月、「持続可能な天然ゴムの調達方針」を改定しました。本方針は2018年10月に策定し、今回の改定では2020年9月に開催された持続可能な天然ゴムのためのグローバルプラットフォーム(GPSNR※1)の第2回総会で承認されたポリシーフレームワークを当社の調達方針に組み込み、より高いレベルで天然ゴムの持続可能性の実現を目指す意志を明確にしています。

【持続可能な天然ゴムの調達方針】
https://www.y-yokohama.com/csr/pdf/SNR2.0_Japanese.pdf

横浜ゴムは2017年に国際ゴム研究会(IRSG※2)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ(SNR-i※3)に、また2018年からGPSNRに参加し、持続可能な天然ゴム調達をめざす各種活動を展開しています。

改定に際して、GPSNRのStefano Saviプラットフォーム・ディレクターは「横浜ゴムがGPSNRのポリシーフレームワークに賛同し、公正、公平で持続可能な天然ゴムのバリューチェーンへの取り組みをさらに制度化することを喜ばしく思います。GPSNRのメンバーシップには天然ゴムに関係するステークホルダーの50%が参加しており、横浜ゴムはもちろん、他の企業がポリシーフレームワークを採用することは業界全体の進歩に繋がります。横浜ゴムの取り組みが他の企業の賛同を促すことを願っています」と述べています。

横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のESG経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を進めています。CSR活動の重要課題のひとつである「バリューチェーンを通じたCSR活動の推進」において、今後も「持続可能な天然ゴムの調達方針」に沿った活動をサプライチェーン全体で確実に遂行し、さらなるレベルアップを図ります。

※1:GPSNR=Global Platform for Sustainable Natural Rubber
※2:IRSG =International Rubber Study Group
※3:SNR-i =Sustainable Natural Rubber Initiative