ニュースリリース

国内外の全生産拠点が「グリーンウェイブ2010」に参加

国連の生物多様性推進活動に賛同

2010年05月10日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、5月22日(土)の「国際生物多様性の日」に合わせて、環境省が中心となって進めている「グリーンウェイブ2010」に国内外の全生産拠点で参加する。

毎年5月22日は国際連合(国連)が定めた国際生物多様性の日であり、カナダにある生物多様性条約事務局は、同日の現地時間午前10時に世界各地で一斉に植樹などを行う「グリーンウェイブ」を推進している。日本では環境省、国土交通省および林野庁がこの活動に応じ、3月1日から5月31日までを「グリーンウェイブ2010」期間として、教育機関や青少年団体、NPO/ NGOなどから民間企業、個人(グループでの参加を推奨)まで幅広く参加を呼びかけている。

横浜ゴムはこの取り組みに賛同し、イベント開催中に国内外の9生産拠点(平塚製造所、三重、三島、新城、尾道、茨城工場、ヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)、YHアメリカ、ヨコハマタイヤコーポレーション)で植樹を実施するほか、その他の拠点はすでに植樹済みの樹木の手入れなどを行う。従業員を中心に地域の方々にも協力を呼びかけていく。

横浜ゴムは2007年から地域の安全や環境、生物多様性を守るための植樹活動として「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを実施している。宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導の下、潜在自然植生に則った植樹活動を進め、国内外の全生産拠点に約50万本を植樹する計画を推進中。植樹のみにとどまらず、木を植えることの効果や生態系への影響を把握するため、CO2吸収固定量のモニタリングと野鳥観察も行っている。また、上記の植樹活動に加え、従業員が育てた苗木を行政や学校、団体、他の企業などに提供することにより、広く社会に対し地球環境保全の重要性を訴えている。