横浜ゴム（株）平塚製造所（神奈川県平塚市）は12月17日、第7回「生物多様性パネルディスカッション」をオンラインで開催しました。パネリストにひらつか生物多様性推進協議会会長の荒井啓三氏、神奈川県自然環境保全課緑地グループの古川拓氏、司会進行役に（株）エコロジーパス取締役で江戸川大学講師の北澤哲弥氏をお招きし、横浜ゴム平塚製造所長の中村亨を交えて「平塚の自然から考える生き物のつながりと私たちのくらし」をテーマに積極的な意見交換を行いました。今回は平塚製造所近郊の中学校、高校に通う学生の皆様にもご参加いただき、普段の生活の中から考える生物多様性の大切さについて議論を深めました。

平塚製造所では2009年より地域住民の皆様と共に環境について考えるイベント「Think Ecoひらつか」を開催しており、そのイベントのひとつとして「生物多様性パネルディスカッション」を設けて生物多様性の大切さを考える機会としてきました。本年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「Think Ecoひらつか」は開催中止となったことからオンラインにて開催しました。また、「Think Ecoひらつか」の特設サイト（https://www.y-yokohama.com/thinkeco/）を新たに作成し、これまでの活動情報を公開しています。

平塚製造所では、平塚市内を流れ相模湾に注ぐ金目川の保全のため、水質、水生生物・鳥類および植物のモニタリングや里山保全活動などの自然環境保全活動に取り組んでいます。また、近隣住民との信頼関係の維持にも努め「Think Ecoひらつか」をはじめとした地域社会との交流活動を積極的に進めています。