ニュースリリース

2009年のCSR報告は冊子とウェブの2種を作成

CSR活動強化の一環として情報公開を高質化

2009年09月24日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、CSR活動に関する情報開示高質化の一環として、「CSRレポート2009」(冊子)を9月18日に発行、併せて「CSR(社会・環境)活動」(ウェブ)を9月15日からホームページ(http://www.yrc-pressroom.jp/csr)に公開した。横浜ゴムは2008年に制定した「CSR経営ビジョン」に「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」を掲げており、冊子、ウェブでは、「人・社会」「環境」への取り組みを一段と強める経営の姿を紹介している。

横浜ゴムは昨年まで、CSR活動に関する情報を冊子にまとめ、同時に冊子のPDFをホームページに掲載してきた。しかし2009年度からはより幅広いステークホルダ-の皆さまの要請に応えるため、分かりやすくCSR活動を紹介した冊子と、詳細情報を掲載したウェブを作成することとした。

冊子は全40ページ(昨年版:全54ページ)で、「モノづくりによる環境貢献」、「人・社会からゆるぎない信頼を得るために」の2つの特集に具体的事例を数多く取り上げ、読みやすく紹介した。一方ウェブは、大きく「企業理念」、「マネジメント」、「環境側面」、「社会側面」の4つに区分し、生産販売活動での環境貢献活動、従業員・地域社会への取り組みについて、データ、図版を多用して詳細な情報を掲載した。

なお英文版の冊子「CSRレポート2009」(PDF)と「工場・関連会社のCSRレポート」(PDF)は、10月下旬にホームページに掲載する予定。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

「CSRレポート2009」の表紙

「CSRレポート2009」の表紙

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

「CSR(社会・環境)活動」のトップページ

「CSR(社会・環境)活動」のトップページ

CSRレポート2009(冊子)の構成と特徴

<構成>
・トップメッセージ
・横浜ゴムグループの概要
・企業理念/CSR経営ビジョン/中期経営計画(GD100)
・知っていただきたいこと(Ⅰ)/モノづくりによる環境貢献
・知っていただきたいこと(Ⅱ)/人、社会からゆるぎない信頼を得るために
・コーポレートガバナンス
・環境マネジメントシステム
・CSR・環境中長期計画
・CSRウェブのサイトマップ
・地域コミュニケーション活動/CSRレポート2008アンケート結果
・第三者意見/第三者意見をいただいて

<特徴>
①皆さまに知っていただきたい情報を掲載
GRIガイドラインに沿って横浜ゴムグループのCSR活動状況を確認し、ステークホルダーの皆さまに知っていただきたい優先順位の高い情報を選択し、一般読者の方が理解しやすいよう整理して掲載した。
②前年に比べ14ページ削減
2009年版は全40ページで2008年版に比べ14ページ削減した。
③分かりやすいデザイン
写真を数多く使用したデザインで、視覚的にも理解しやすいよう工夫した。
④NPOに第三者意見を依頼
第三者意見をNPO「IIHOE:人と組織と地球のための国際研究所」代表者である川北秀人氏に依頼した。川北氏の第三者意見は、冊子、ウェブの記載内容の確認と環境、購買など7部門へのヒアリングに基づいて作成された。

CSR(社会・環境)活動(ウェブ)の構成と特徴

<構成>
①企業理念・方針・会社概要
トップメッセージ、企業理念、中期経営計画、横浜ゴムグループの概要
②マネジメント・CSR経営
コーポレートガバナンス、CSR経営、CSR・環境中長期計画
③環境側面
環境マネジメントシステム、グリーン調達・購買、環境貢献商品の開発、環境対応生産、環境会計
④社会側面
従業員と共に、社会と共に、取引先と共に、株主・投資家と共に、お客さまと共に、2008年度アンケート結果、地域コミュニケーション活動、第三者意見
その他
■工場・関連会社のCSRレポート
本社・国内関連会社、国内生産拠点、海外関連会社
■環境関連データ集
■GRIガイドライン対照表
■ブラックイルミネーション2009参加拠点一覧
■CSR活動ハイライト

<特徴>
①詳細なCSR情報を掲載
GRIガイドラインに沿って横浜ゴムグループのCSR活動状況を確認し、ステークホルダーの皆さまに知っていただきたい優先順位の高い、また低い情報も漏れなく掲載し、一般読者だけでなく専門家のご要望に応えられるよう心掛けた。
②従来の冊子に記載できなかった情報を掲載
従来、冊子では誌面の関係で掲載できなかった情報を掲載した。特に「環境貢献商品」「従業員と共に」「社会と共に」「お客さまと共に」などについて情報公開の充実を図った。このほか「YOKOHAMA千年の杜プロジェクト」に関してはCO2吸収固定量の測定、野鳥観察など新しい活動紹介も行った。
③工場・関連会社のCSRレポートは23に
国内外拠点のCSR活動を紹介する「工場・関連会社のCSRレポート」は、昨年から2拠点(本社機構、蘇州横浜輪胎有限公司)増加し、合計23となった。