ニュースリリース

横浜ゴム平塚製造所記念館が平塚市の文化施設として再スタート

2009年04月30日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)が2004年に神奈川県平塚市に寄贈した横浜ゴム平塚製造所記念館の移築復元工事が終了し、今年4月から平塚市の文化施設として開館した。3月29日のオープニングセレモニーには大藏律子平塚市長をはじめ、当社の高山章久平塚製造所長が出席した。

施設名は旧横浜ゴム平塚製造所記念館。移築場所は平塚市浅間町の八幡山公園で、一般公募により愛称は「八幡山の洋館」に決定した。同記念館は平塚市で唯一、県内でも数少ない明治期の西洋建築物で、現在、国の登録有形文化財に指定されている。資料館としての要素も備えており、館内には自由に見学できる展示室や応接室のほか、ピアノのミニコンサートもできる第1会議室、多くのダイニングテーブルがある第2会議室、厨房を整備している。一般の方もサークル活動などで利用できる。

同記念館は明治39年(1906年)頃、日本火薬製造(株)の支配人の住宅として建設された。大正8年(1919年)に旧海軍火薬廠となってからは将校クラブとして使われ、昭和25年(1950年)に横浜ゴムに払い下げされた後は応接室や会議室として利用。昭和30年(1955年)には国民体育大会に訪れた昭和天皇の休憩所としても使われた。耐震上の問題で平成13年(2001年)から使用しておらず、後世に残すための活用方法を平塚市と話し合い、平成16年(2004年)に同市に寄贈した。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

オープニングセレモニーでテープカットを行う高山章久横浜ゴム平塚製造所長(左端)と大藏律子平塚市長(中央)

オープニングセレモニーでテープカットを行う高山章久横浜ゴム平塚製造所長(左端)と大藏律子平塚市長(中央)

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

旧横浜ゴム平塚製造所記念館(愛称:八幡山の洋館)

旧横浜ゴム平塚製造所記念館(愛称:八幡山の洋館)