ニュースリリース

PRGRゴルフクラブ製品中に含まれる環境負荷物質を大幅に削減

ゴルフ用品への環境対応を自主的に強化

2009年01月23日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、環境負荷物質削減の一環として、(株)プロギア(社長:森昌弘)を通じて販売しているPRGR(プロギア)ブランドのすべてのゴルフクラブにおいて、製品中に含まれる鉛成分を大幅に削減することに成功した。

 これまで、ゴルフクラブの部品として使用しているスウィングバランス調整用ウェイトや塗料などに、一部鉛成分が含まれているものがあり、ゴルフクラブ廃棄後の環境への負荷が懸念されていた。今回、材質、成分等を見直すことにより、鉛成分の削減を実現した。

 ゴルフ業界においては、有害物質使用に関する業界での明確な基準・規制は存在しない。今回、横浜ゴムでは環境負荷物質の一つである鉛の削減に、業界に先駆けて取り組んだ結果、現在生産中のゴルフクラブ全商品の鉛削減を達成することができた。

 横浜ゴムは、2006年度からスタートさせた新中期経営計画「GD100」の基本方針に、「良いモノを、安く、タイムリーに」、「トップレベルの環境貢献企業になります」を掲げている。地球温暖化防止に貢献する「良い商品(モノ)」の提供を通じて社会に貢献することは、メーカーの重要な使命と考えており、これを実現するため横浜ゴムグループが製造販売するタイヤ、MB商品について、そのすべてを2017年度までに環境貢献商品にするとの具体的目標を策定している。

 今後も、商品はもちろん部材や製造工程など、商品が生産から廃棄されるまでのすべての面から環境負荷を軽減できるよう、環境問題に対しグループ一丸となって積極的にかつ継続的に取り組んでいく。