ニュースリリース

「CSRレポート2008」を発行

「信頼」をキーワードにCSR経営を打ち出す

2008年09月22日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、9月22日、「CSRレポート2008」を発行した。「CSRレポート2008」は、ステークホルダーに向けた横浜ゴムの基本的姿勢と具体的活動を紹介する冊子(全54ページ)で、昨年までは「環境・社会報告書」として発行してきたが、今年からCSR経営強化に伴い、タイトルを「CSRレポート」に変更した。冊子のPDF版、グループ会社の「CSRレポート(サイト情報)」、冊子の送付申込み方法などをインターネット(http://www.yrc-pressroom.jp/env/)に掲載している。また今年10月末までに英文のPDF版もインターネットに掲載する予定。

横浜ゴムは、2006年度から開始した新中期経営計画「GD100」の基本方針に「トップレベルの環境貢献企業」を掲げたのに続き、今年6月には「CSR本部」、社長を議長とした「CSR・環境推進会議」を新設し、CSR経営を一段と強化した。横浜ゴムではCSR(Corporate Social Responsibility)の「Responsibility」を、社会から「その行動が認められ、信頼されること」と解釈し、「社会から揺るぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」ことを目指している。「CSRレポート2008」では、こうした経営姿勢を紹介するため、「信頼されるグローバルカンパニー」を軸として、トップの考え方、CSR本部長の所信表明をはじめ、環境側面、社会側面での具体的な取り組みを記載した。

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「CSRレポート2008」の表紙

「CSRレポート2008」の表紙

「CSRレポート2008」の構成と主な特徴

<構成>

Ⅰ 横浜ゴムグループの概要
トップメッセージ
CSR本部設立に当たって
企業理念/新中期経営計画
CSR経営への取り組み
コーポレートガバナンス
CSR・環境中長期計画
Ⅱ 環境側面
CSR・環境経営推進体制
環境「GD100」基本方針/行動指針
環境マネジメントシステム
グリーン調達・購買の強化と徹底
信頼される環境貢献商品の開発
環境対応生産
環境会計
Ⅲ 社会側面
従業員と共に
社会と共に
取引先と共に
株主・投資家と共に
お客さまと共に
サイト情報の概要
アンケート結果/ステークホルダーとの対話
第三者による保証

<主な特徴>

①CSR経営の記載を充実
「トップメッセージ」「CSR本部設立に当たって」「CSR経営への取り組み」「CSR・環境経営推進体制」などのページで、横浜ゴムグループのCSR経営の方針、施策などを記載した。

②CSR・環境中長期計画を公表
昨年までの「環境中長期計画」を見直し、CSR経営に関する活動目標を盛り込んだ「CSR・環境中長期計画」へとより内容を充実させた。

③環境貢献商品の紹介を充実
商品開発での環境貢献活動をより詳しく紹介するため、環境貢献商品ページの内容を見直した。タイヤを中心に多様な環境貢献技術、環境性能に優れた幅広い商品群を、写真をふんだんに使用して分かりやすく記載した。

④「YOKOHAMA千年の杜」を写真で紹介
2007年11月の平塚製造所での植樹祭を皮切りに本格的にスタートさせた植樹活動「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトについて、写真を中心として分かりやすく紹介した。

⑤生産拠点の情報公開は22拠点に増加
インターネットで紹介する横浜ゴムの生産事業所と国内外の製造販売グループ会社の総数は、2007年度から2拠点増加し22拠点となった。また2008年度からタイトルを各拠点の「サイト情報」から「CSRレポート」に変更した。