ニュースリリース

三島工場が「日本コージェネレーションセンター賞」を受賞

タイヤ業界で初めて

2007年07月18日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のタイヤ生産拠点である三島工場が「第5回日本コージェネレーションセンター賞」の産業部門で、環境保全奨励賞を受賞した。ESCO事業によるコージェネレーションシステムを導入し、CO2排出量を大幅に削減すると同時に、蒸気吸収式冷凍機の活用によってエネルギー効率を向上した点が特に高く評価された。日本コージェネレーションセンター賞の受賞はタイヤ業界では初めてとなる。

本賞はコージェネレーションシステムを専門に調査・研究、普及活動を行う日本コージェネレーションセンターが主催する表彰制度で2003年からスタートした。優れたシステムの導入事例を表彰することで社会への啓発を図り、優良システムの普及促進を目的としている。運用開始後1年以上経過したシステムが対象で、最近1年間の運用データを主体に省エネルギー性、環境保全性、新規性を評価し民生部門、産業部門の2部門で表彰する。今回は22件の応募の中から6件が表彰された。

横浜ゴムは、新中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」で宣言した「トップレベルの環境貢献企業になる」の下、地球温暖化対策を含む環境活動を最重要課題のひとつと位置づけ、グローバル規模での活動を進めている。地球温暖化対策では、国内での総温室効果ガス排出量を2010年までに基準年比12%以上削減することを目標としており、すでに国内のタイヤ生産主力工場である平塚製造所、三島工場、三重工場、新城工場にクリ-ン燃料のコージェネレーションシステムを導入している。

なお、横浜ゴムは昨年12月、横浜ゴムグループで取り組む環境貢献活動のスローガンを「ecoMOTION」と名付け、環境貢献活動を推進している。

表彰状を手にする鈴木工場長(右)と吉川設備課長