横浜ゴム（株）（社長：冨永靖雄）は、横浜ゴムグループの2001年度の環境保全活動を報告する「エコレポート2002」を10月4日発行した。「エコレポート」は、2000年５月に初めて発行しており今回で２回目。今後は毎年の発行を予定している。
「エコレポート2002」は、環境省の『環境報告書ガイドライン（2000年度版）』をもとに前回の「エコレポート」を大幅に見直した。新たに「生産事業所での取り組み」、「資料編」、「環境負荷の全体像」、「物流段階での取り組み」などを追加し、ページ数は前回の24ページから40ページへとほぼ倍増した。「生産事業所での取り組み」では国内外の生産事業所ごとで展開している独自の環境保全活動を紹介。事業所周辺地域とのコミュニケーションツールとしての活用を考えている。「資料編」では事業所ごとの大気関係測定データ、水質関係測定データ、ダイオキシン測定データ、PRTR対象物質などを詳細に開示している。なお今回から、子会社の（株）横浜ハイデックスとヨコハマタイヤ・フィリピンを新たに報告対象に加えた。