ニュースリリース

2002年度環境会計

廃棄物発生量、埋立量、有機溶剤排出量を大きく削減

2003年08月05日

  • 経営関連
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横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)の2002年度(2002年4月~2003年3月)環境会計がまとまった。集計範囲は平塚製造所及び三重、三島、新城、尾道、茨城の国内6生産事業所。

 環境保全活動のための投資/費用は、ゴムの再利用化、シーリング材容器のリサイクル化などを中心に合計2,478百万円だった。一方環境保全活動によって生じた経済効果は、廃棄物の売却益、省エネルギーによるエネルギー費の削減などで722百万円となった。

 環境保全効果では、増産に伴いCO2発生量及び水使用料が若干増加したが、廃棄物埋立量、廃棄物発生量、有機溶剤排出量が大幅に減少した。とくに廃棄物埋立量は、埋立量の半分近くを占めていた焼却灰のセメント利用が本格化したため、前年度に比べ2分の1以上削減できた。横浜ゴムでは2004年度末をメドに埋立量のゼロ化(ゼロエミッション)を目指している。また分別の徹底、原料運搬用パレットの廃止、梱包、保管用木枠の廃止などで廃棄物発生量の削減も進んだ。