横浜ゴム（株）（社長：冨永靖雄）は、12月13日（木）から15日（土）まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「地球と私のためのエコスタイルフェア～エコプロダクツ2001」に出展する。同イベントは環境負荷を低減する商品やサービスを一堂に展示するもので、横浜ゴムは昨年に引き続き2度目の出展となる。今回も乗用車用エコタイヤ「DNA」シリーズを中心に、騒音対策、省エネルギー、海洋汚染防止などに役立つさまざまな技術、商品を展示する。また、炭酸ガスや産業廃棄物の排出量削減に取り組む企業の環境保護活動もあわせて紹介する。
エコタイヤ「DNA」シリーズは、運動・安全性能、快適性能といったタイヤの基本性能を高めながら、ころがり抵抗を低減することで車の燃費を改善し、排出するCO2を減らすタイヤシリーズ。今回、高級セダン用「DNA dB（デシベル）」、スポーツカー用「DNA GP（グランプリ）」、ファミリーカー用「DNA ECOS（エコス）」などを展示するほか、同シリーズに共通して採用されている環境性能に優れた「合体ゴム（日、米、独、仏で特許取得）」を紹介する。タイヤ以外の商品では、CO2を透過させないカーエアコンホース、「シックハウス」対策を図った無溶剤・無可塑剤の床材用接着剤「ハマタイトECU-193」、染料を一切使用しない高機能ゴルフウェア「ドライシャツ For NATURE」などを出展する。
「エコプロダクツ2001」は、消費者や企業の環境意識を高め、エコプロダクツ（環境負荷を低減する商品やサービス）の普及促進を図ることを目的に一昨年から開催されている。今年は約350社が参加し、家電や自動車、日用品などの一般消費財からエネルギーや産業材まであらゆる分野のエコプロダクツが展示される。同イベントのホームページアドレスは「http://eco-pro.com」。