横浜ゴム（株）は11月15日（土）、平塚製造所（神奈川県平塚市）にて「第6回 Think Ecoひらつか 2014」を開催する。これはエコをテーマにした体験型環境イベントで“みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる”をコンセプトに、地域住民の方々や従業員家族との親睦を深めながら、環境保全に取り組む横浜ゴムの企業姿勢を知ってもらうことを目的としている。開催時間は10時（開場は9時半）から14時半の予定。

当日は、横浜ゴムの環境への取り組みを紹介するイベントとして「低燃費タイヤころがり実験」を行う。低燃費タイヤ装着車と一般タイヤ装着車をエンジンを切った状態で斜面から走らせ、路面との抵抗が少ない低燃費タイヤ装着車の方が遠くまで走行できることを分かりやすく紹介する。また、平塚製造所では生物多様性保全活動の一環として、平塚市内を流れる金目川の水質および生態系のモニタリングを行っており、この調査結果や具体的な活動内容を報告する「生物多様性パネルディスカッション」を12時から開催。行政・NPO・大学からそれぞれ有識者をパネリストとして招き、来場者とともに環境について考える。

そのほか、CSRパートナー契約を結んでいる湘南ベルマーレが運営する「ベルマーレキックターゲット」、テレビ神奈川の公式キャラクター「カナガワニ」との触れ合いブース、ケナフ紙すき体験、お子様向けキャラクターショー、模擬店などを開催し、家族連れで楽しめるイベントにする。

横浜ゴムはCSR経営ビジョンとして「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」を掲げており、平塚製造所は地域社会との交流活動を積極的に進めている。「Think Ecoひらつか」は2009年から毎年開催しており、昨年の第5回には約2,600人が来場した。なお、当日の収益金は平塚市を通じ、東日本大震災義援金として寄付する予定。