横浜ゴム（株）は、10月1日（水）から3日（金）まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014」に出展する。展示するのは車いす用エアーセルクッション「Medi-Air」シリーズの「Medi-Air1（メディエアワン）」と「Medi-Air Sky（メディエア スカイ）」。会場では「Medi-Air」を装着した車いすを用意し、来場者が使い心地、機能を実際に体験すると同時に、体圧分散測定シートを用いてそれぞれの除圧効果を確認することができる。

「Medi-Air」シリーズは車いす用として世界で初めて底付検知センサーを実用化したクッション。車いす利用者の「Quality of Life（生活の質）」のさらなる向上の実現をコンセプトに開発・発売された。シリーズ第一弾として2010年に発売した「Medi-Air 1」は、コンピュータ制御により臀部の底付き検知から部分的な除圧のための空気量調整までを全自動で行う仕様になっている。一方、2012年に発売した「Medi-Air Sky」は空気量調整を手動で行う構造とし、自走可能な車いすユーザー向け製品として、「もっと気軽に、もっと自由に」外出を楽しめることをテーマに開発した。

「国際福祉機器展」はハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会。横浜ゴムは2007年から参加しており、今回が8回目の出展となる。