ニュースリリース

横浜ゴム、タイヤおよび介護福祉関連の3商品が2012年度グッドデザイン賞を受賞

2012年10月01日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)のSUV用タイヤ「GEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ)」と乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 5(アイスガード ファイブ)※」、および車いす用エアーセルクッション「Medi-Air Sky(メディエア スカイ)」が、2012年度グッドデザイン賞を受賞した。2006年からは7年連続の受賞となり、7年間でタイヤ、ゴルフ、介護福祉関連の9商品と次世代環境タイヤコンセプト「BluEarth(ブルーアース)」が同賞を受賞している。
※愛称:「アイスガード ファイブ」 製品名:「アイスガードiG50」

「GEOLANDAR SUV」はオンロード走行を重視した都市型クロスオーバー車や中・小型SUV用のタイヤ。SUV用タイヤに初めて「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした低燃費タイヤ「BluEarth」のコンパウンド配合技術や設計技術を応用して採用した。これにより、様々な路面を走破するSUV用タイヤならではのユーティリティ性能は十分に確保しながら、低燃費性能や快適性能、安全性能を高めている。今回、オンロードおよびオフロードでの性能両立や、CO2排出量の削減とともに車外通過騒音の低減など住環境に配慮した点などが高く評価された。

「iceGUARD 5」は、同じく「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」のテーマにそって開発されたスタッドレスタイヤ。“YOKOHAMAの最高傑作”に相応しい優れた氷上性能を実現しながら、低燃費タイヤ「BluEarth」のサイドプロファイル技術を採用し、省燃費性能も追求した。圧雪、シャーベット、ウェット、ドライなど温度によって様々に変化する冬の路面状況に対応する「温度対応」技術も継承している。今回、新開発のコンパウンドと非対称トレッドパターンにより、氷上、雪上性能はもちろん、ウェット、ドライなど通常路面での性能も確保した点や、氷上性能を犠牲にすることなく省燃費性能を高めた点などが高く評価された。

「Medi-Air Sky」は、空気調整が簡単で、安心して座れる車いす用エアーセルクッション。お尻が底付きする手前をセンサーが検知しブザーが鳴ることで、空気量の調整の目安がわかることを特徴としている。また、内部の空気配管を左右で分けるとともに、大きなセルを両側に配置することで安定した座り心地を実現している。今回、体幹安定性の確保や手動ポンプによる空気量の微調整、さらに底付き防止のためのブザーなど、エアーセルを利用する利点をさらに進化させた点が高く評価された。

横浜ゴムはこれまでに多分野でグッドデザイン賞を受賞している。タイヤ商品では、2002年にタイヤ業界で初めてエコロジーデザイン賞を受賞した「エコタイヤDNA」シリーズを皮切りに、2009年に最高峰コンフォートタイヤ「ADVAN dB」、2010年にスタンダード低燃費タイヤ「BluEarth AE-01」、2011年にトラック・バス用スタッドレスタイヤ「ZEN 903ZW」が受賞。タイヤ商品以外では、次世代環境タイヤコンセプト「BluEarth」やタイヤ空気圧モニタリングシステム、ゴルフ用品(クラブ・ボール・キャディバッグ)、介護福祉商品である車いす用除圧機能付きエアーセルクッション「Medi-Air」が同賞を受賞している。
 
「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加している。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「G」マークの使用が認められる。

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「GEOLANDAR SUV」および 「iceGUARD 5」

「GEOLANDAR SUV」および 「iceGUARD 5」

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Medi-Air Sky

Medi-Air Sky

グッドデザイン受賞作品に使用が認められる「G」マーク