ニュースリリース

横浜ゴム、中国雲南省老君山の生態保護に向け「生態助学」計画を開始

2012年07月26日

  • 経営関連
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横浜ゴム(株)の中国の事業統括会社である優科豪馬ゴム有限公司※は、雲南省麗江の老君山自然保護区内にある少数民族の村、河源村における「生態助学(教育支援)」計画を7月から開始した。同計画は優科豪馬ゴムの「原生・緑の環境保全」への取り組みの一環として行われるもの。「河源コミュニティでの持続可能な発展と生態保護プロジェクト」のモデルとして、現地の貧困家庭への教育支援と山林盗伐を防ぐことを目指している。
※優科豪馬=中国語読みでヨコハマ。

支援対象は、生態保護に積極的に協力しているが、経済作物の栽培周期が長いことによって経済的な収入が一時期少なくなってしまい、子供の教育費用が負担になっている家庭。支援を受ける家庭は村民会議によって決められる。このプロジェクトにより、収入増を目的とする住民による木材の盗伐を避けることができ、河源村の私有林の保護も促進できる。

麗江老君山の「河源コミュニティでの持続可能な発展と生態保護プロジェクト」は2011年からスタートしている。こうした環境保全への取り組みは、企業のCSR活動において新しい試みといえる。

優科豪馬ゴム有限公司は、中国のタイヤおよびMB事業子会社を統括する持ち株会社として2005年11月に上海市に設立された。