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横浜ゴム参戦予定の「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」、山火事で延期が決定

2012年06月29日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)が参戦を予定している米国コロラド州の「2012パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、6月27日(現地時間)、コロラド州を中心に発生している山火事により開催の延期が決定した。当初同レースは7月8日の開催予定だった。大会事務局は今年夏の開催に向けて再スケジュール化を進めており、正式開催日は2週間以内に発表される予定。

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は雲に向かうレースと呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から4,301mの頂上まで、約20kmを一気に駆け上がるレース。米国では「インディアナポリス500」に次いで2番目に長い歴史を持ち、今年で90回目の開催となる。

同レースに横浜ゴムは4年前からEVレーシングカー(電気自動車)での参戦を続けており、今年は低燃費タイヤ「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」を装着したEVレーシングカーでの参戦を予定している。また今年は同じくEVクラスに参戦する哀川翔監督の「Show Aikawa World Rally Team」をサポートし、グローバル・フラッグシップ・ブランドタイヤである「ADVAN(アドバン)」の「ADVAN A048」を供給する予定。

なお大会延期を受け、横浜ゴムのEVレーシングカーは、7月1日、カリフォルニア州モントレーで開催される「ラグナ・セカ」の電気自動車レースのタイムアタックに、事前走行テストを兼ねて参戦する。