ニュースリリース

ヨコハマタイヤがメルセデス・ベンツ新型CLSクラスに新車装着

2011年05月30日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」のハイパワー車向けタイヤ「ADVAN Sport(アドバン・スポーツ)V105」が、独・ダイムラー社のプレミアムラグジュアリー4ドアクーペ「メルセデス・ベンツCLSクラス」の新型モデルに新車装着された。装着サイズは255/40R18 99Y XL、285/35R18 97Yの2サイズ(285/35R18 97Yはリア専用)。同車は2011年1月から欧州を皮切りに全世界で販売された。メルセデス・ベンツ車ではこれまでにCL 63 AMG、CL 65 AMG、MLクラスAMG、Cクラス、CクラスAMGに続き6車種目となる。

「ADVAN Sport V105」は横浜ゴムとダイムラー社が共同開発したもので、タイヤサイドにダイムラー社の承認を示す「MO」マークが刻印されている。ベースとなった「ADVAN Sport V103」の超高速域での走行安定性に加え、ドライ・ウェット性能や制動性能を一段と向上。さらに快適性や静粛性を高レベルでバランスさせた。また、当社の環境貢献商品の開発ポリシーに基づき、摩耗性能の向上やころがり抵抗の低減など環境性能にも配慮した。「ADVAN Sport V105」のベースであるADVAN Sport V103」はメルセデス・ベンツ車以外に、アウディS8、A7とQ7、ポルシェ911カレラ4とカイエン、ベントレー・コンチネンタルにも新車装着された。

「ADVAN Sport V105」は、「ADVAN Sport V103」の後継商品となり、新車装着が先行する。世界的な高性能車にそのパフォーマンスが認められ、標準装着を承認された最新技術をベースに全世界仕向け補修用を発売する予定。2012年初より順次サイズ拡大を図ってゆく。

「CLSクラス」は2005年に初代が登場して以来、今回が2代目となる。4ドアでありながらクーペスタイルのボディが特徴。

「ADVAN」は当社のグローバル・コンセプトを象徴するフラッグシップブランドで、日本をはじめ、世界各国で販売している。現在は「ADVAN Sport」、新世代SUV用タイヤ「ADVAN S.T.」、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD08」、競技用スポーツタイヤ「ADVAN A050」の4商品を販売している。今年1月からは最高峰コンフォートタイヤ「ADVAN dB」をアジア、大洋州、中南米、アフリカで順次発売してきている。

また、世界有数のカーメーカーやチューナーとの共同開発も「ADVAN」ブランドの下に積極展開している。「ADVAN Sport」は、そのハイパフォーマンス性やハイクオリティー性が認められ、名だたる高性能車に新車装着されている。モータースポーツ分野でもADVANレーシングタイヤが2006年から世界最高峰のツーリングカーレース「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」のコントロールタイヤに認定されている。

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新車装着された「ADVAN Sport V105」

新車装着された「ADVAN Sport V105」