ニュースリリース

横浜ゴムのタイの天然ゴム加工工場、第一期植樹祭を実施

2011年08月11日

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横浜ゴム(株)のタイの天然ゴム加工会社ワイ・ティー・ラバー(Y. T. Rubber Co., Ltd.=YTRC)は8月6日(土)、スラタニ県にある同社工場敷地内で「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトの第一期植樹祭を開催した。

植樹にあたっては、シリン・ゲオライヤッド博士(タイ宮内庁勤務/横浜国立大学で博士号取得)から現地環境に適した樹種の選定や苗木の調達先の斡旋、植樹後の手入れなどについて指導を仰いだ。当日はYTRCの天野義夫社長や従業員のほか、地元の自治体や小学校の代表者、地域住民の方など合計400名が参加した。また、日本から宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)や横浜ゴムの冨永靖雄相談役も参加し、27種、1,900本を植樹した。なお、シリン博士は宮脇氏の横浜国立大学時代の教え子。

YTRCは、品質的にバラツキの少ない天然ゴムの安定的な調達、高精度な天然ゴム加工技術の蓄積、天然ゴムの物性コントロールと品質管理能力の向上などを目的に2008年9月に設立された横浜ゴム自前の天然ゴム加工会社。2010年5月から操業を開始しており、従業員数は230人(2011年7月末現在)、月間生産能力は3,000トンとなっている。

 横浜ゴムは、創業100周年の2017年に向けて国内外の全生産拠点に50万本植樹し杜を創生する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを 2007年にスタートした。YTRCの植樹により、2011年8月までの植樹本数は合計約20万本に達している。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

植樹直前の様子

植樹直前の様子

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植樹祭の様子

植樹祭の様子