ニュースリリース

愛知県豊橋市の植樹イベントに2,000本の苗木を提供

2011年07月06日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)は「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの一環として、7月10日に愛知県豊橋市で開催される国際森林年企画・穂の国「いのちの森づくり」植樹祭に特別協賛し、従業員が育てた苗木およそ2,000本を提供する。当日は当社の川上欽也取締役常務執行役員と同県にある新城工場の野呂政樹工場長をはじめ、従業員がボランティアで参加する。また、後援の林野庁から皆川芳嗣林野庁長官、愛知県庁から大村秀章知事などが出席する。

穂の国「いのちの森づくり」は地球環境や災害時に人命を守る防災環境保全林(いのちの森)の重要性を子供たちに伝えるため、国際森林年である2011年中に国内12カ所で開催する「リレー植樹」のひとつ。(株)毎日新聞社とNPO法人「穂の国森づくり会」が共催している。開催場所は2008年の台風18号で甚大な倒木被害を受けた石巻山で、地元小学生ら500名が参加する予定。石巻山の石灰岩地植物群落は国の天然記念物に指定されており、横浜ゴムは子供たちに森を育てる重要性を伝え、さらに貴重な植生の回復を図るこの森づくりに積極的に協力していく。

横浜ゴムは宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導の下、2007年から国内外の生産拠点に杜を創生する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを展開し、2010年度末までに目標50万本のうち18万3,000本を植えている。また、同プロジェクトの一環として、横浜ゴムグループだけでなく、社会全体における環境保護意識の向上を目的として苗木の社外提供を行っている。現在までに県や市町村の植樹行事や公共施設、他企業など延べ84カ所に合計およそ5万本を提供している。