ニュースリリース

ヨコハマタイヤフィリピン、新工場の鍬入れ式を開催

2011年05月30日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の乗用車用タイヤ生産販売会社であるヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)は、5月23日、新タイヤ工場建設に向けた鍬入れ式を行った。横浜ゴムは今年1月、YTPIの生産能力を2017年までに現在の年間700万本から同1,700万本と2.4倍に拡大する計画を発表、すでに2月にYTPIの既存タイヤ工場に隣接する約30万㎡の土地借用契約をクラーク開発公社(CDC)との間で結んでいる。

鍬入れ式は新タイヤ工場建設予定地で行われ、フローレンシオ B. アバド バジェット&マネジメント省大臣、卜部敏直駐フィリピン日本大使、フェリップ アントニオB. レモラCDC総裁、南雲忠信横浜ゴム社長、久世哲也YTPI社長ら総勢約200名が出席した。挨拶に立った南雲社長は「YTPIの拡張は、中期経営計画グランドデザイン100(GD100)の2012年度からスタートするフェーズⅢの計画に則ったものであり、工場拡張プロジェクトが終了する2017年までに、我々は500億円の追加投資、46万㎡の総工場敷地面積、5,000人の雇用を実現する」と述べた。

 YTPIは、1996年、輸出向け乗用車用タイヤの生産拠点として設立された。現在、内径13~18インチの乗用車用及びSUV用タイヤを生産し、その大半を欧州、北米、ASEAN諸国に市販用タイヤとして輸出しており、北米、アジア諸国の自動車メーカーにもOEM納入している。YTPIは初めてクラーク特別経済区に進出した国際企業。経済、社会貢献、環境保護活動が高く評価されており、CDCから2009年、2010年と2年連続して総合優秀賞を受賞している。

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鍬入れ式を記念して、地中にタイムカプセルを埋め込む南雲忠信横浜ゴム社長

鍬入れ式を記念して、地中にタイムカプセルを埋め込む南雲忠信横浜ゴム社長