ニュースリリース

横浜ゴムの中国子会社、環境保護NGO活動を支援

2011年05月16日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の中国の事業統括会社である横浜ゴム(中国)有限公司は、中国の環境NGO「北京三生環境発展研究院」が実施する環境保護プロジェクトに賛同し、支援することを決定した。

同プロジェクトは、雲南省麗江の老君山自然保護区内にある少数民族の村、河源村を対象に実施される。麗江地域では現在、観光業の発展などで経済開発が活発化しているのに伴い、森林伐採や野生動物の密猟など自然生態系の破壊が進んでいる。このため、アグロフォレストリー(森林を破壊せず農作物を栽培する農法)の技術指導やグリーン・ツーリズム(農村滞在)といった地域振興活動を支援することで、住民が自活できる経済システムの確立と自然生態系保全の共存を計画している。

横浜ゴム(中国)有限公司は、中国のタイヤおよびMB事業子会社を統括する持ち株会社として2005年11月に上海市に設立された。横浜ゴムは中国での社会貢献活動に力を入れており、横浜ゴム(中国)やその他の中国子会社を通じて様々な取り組みを行っている。人と自然の共生実現を目指し国内外の横浜ゴムグループの生産拠点に杜を創生する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを積極的に推進するほか、2008年の四川大地震や2010年の青海大地震の際には会社や社員による寄付を行った。