ニュースリリース

横浜ゴム、2010年度末までの3年間で約50,000本の苗木を寄贈

2011年04月28日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)が「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの一環として取り組んでいる社外への苗木の寄贈が、2010年度末までの3年間累計でおよそ50,000本(国内:約37,000本、海外:約13,000本)となった。行政の植樹行事や公共施設、他企業などを中心に延べ81カ所に提供した。寄贈した苗木はすべて横浜ゴムの従業員がどんぐりから育てたもの。

横浜ゴムは国内外の生産拠点に50万本の苗木を植える活動を進める一方、横浜ゴムグループだけでなく、社会全体で環境意識を向上したいとの思いから社外への苗木の寄贈を展開している。2008年度は2,150本、2009年度は6,946本であったが、2010年度は急増し40,695本を寄贈した。特に新城工場(愛知県新城市)は34の施設・団体・企業に約9,000本を提供。東郷町の植樹行事では行政の要望に応え、植樹指導や従業員のボランティア参加も行い、こうした貢献に対して感謝状を授与されたほか、植樹場所に横浜ゴムの寄贈を示す看板が設置された。平塚製造所は秦野市の全国植樹祭や社会福祉法人進和学園の植樹活動、三重工場は三重県森林づくり推進活動、三島工場は沼津市の緑化活動などに協力した。海外ではヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)が地域の植樹祭に10,000本を寄贈した。今後も社会・環境貢献活動のひとつとして苗木の寄贈を継続していく。

「YOKOHAMA千年の杜」は横浜ゴム創業100周年の2017年に向けて、およそ10年かけて国内外の生産拠点に杜を創生するプロジェクトで2007年にスタートした。これまでに目標50万本のうち約18.3万本を植樹している。宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導の下、潜在自然植生に則った杜づくりを進め、土づくりからどんぐり集め、育苗、植樹、手入れまで一連の作業を従業員が中心となって行っている。

新城工場では70種類、6万本の苗木を育苗

苗木を寄贈した愛知県東郷町庁舎に設置された看板