ニュースリリース

欧州で人気のラリー選手権「IRC」に新井敏弘選手、奴田原文雄選手とともに参戦

2011年04月20日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は1月から欧州で開催されているラリー選手権「インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)」に出場する新井敏弘選手と奴田原文雄選手をサポートし、ADVANラリータイヤ「ADVAN A006T(ターマック用)」と「ADVAN A053(グラベル用)」を供給する。高い人気を誇るレースに実力派ドライバーと参戦し上位獲得を狙うことで、欧州におけるADVANラリータイヤの認知度向上を図っていく。

今回、新井、奴田原両選手は富士重工業(株)がグループN車両の戦闘力をさらに高めるために開発したグループR4仕様※の「SUBARU WRX STI spec C」を使用する。過去、2度のFIAプロダクションカー世界ラリー選手権チャンピオンに輝いた新井選手は、5月12日開催の第3戦「ツール・ド・コルス(フランス)」から計5戦に出場する。全日本ラリー選手権で9度のチャンピオンを獲得した奴田原選手は、7月14日開催の第6戦「ラリー・アソーレス(ポルトガル)」から計3戦に出場する。

IRCはFIA(国際自動車連盟)が公認し、欧州のスポーツ専門テレビ放送局「ユーロスポーツ」が運営するラリー選手権で2007年にスタートした。同局のネットワークによって全戦が衛星放送やケーブルテレビで生放送される。欧州で行われている既存のラリー選手権の中から伝統や見応えのあるレースを選んでシリーズを構成している点が特徴で、今年は世界的に知名度の高いラリー・モンテカルロ(モナコ)やツール・ド・コルス(フランス)を含む全12戦が開催される。

※グループR4:市販車をベースに厳しい改造制限が設けられているグループN車両のパフォーマンスを高めるために公認されたキットを使用できる規定(現在、富士重工業は同規定の公認取得をFIAに申請中)。これにより車両の軽量化、サスペンションの変更、冷却性能の向上が図れる。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

新井敏弘選手(左)、奴田原文雄選手と参戦車両のSUBARU WRX STI spec C

新井敏弘選手(左)、奴田原文雄選手と参戦車両のSUBARU WRX STI spec C

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

ADVAN A006T(左)とADVAN A053

ADVAN A006T(左)とADVAN A053

参戦スケジュール(予定)