ニュースリリース

横浜ゴム、輸出タイヤ価格の値上げを実施

2011年04月08日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は2011年4月から順次輸出用タイヤの価格を値上げする。対象は乗用車用、小型トラック用、トラック・バス用、建設・産業車両用タイヤ・チューブなどの全商品。地域は国内を除く全海外向けで、値上げ幅は最大15%程度を計画しているが、地域および商品によってはそれを上回る場合もある。

今回の値上げは原材料費が今までにない高い価格レベルで留まっており、天然ゴムを中心にタイヤ原材料の購入価格が大幅に増加しているため。内部改善などの継続的な企業努力を実施しているが、原材料費の高騰分を吸収することが困難な状況であるため、今回の値上げを実施するに至った。

なお、原材料費の高騰に関しては先行きが不透明であり、費用高騰が継続した場合は今後さらなる対応を検討する考え。