ニュースリリース

横浜ゴムの米国子会社が州の環境優良プログラムの最高認定を取得

2010年12月27日

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横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の米国のタイヤ生産販売子会社である「ヨコハマタイヤコーポレーション(YTC)」のセーラム工場が12月、バージニア州が実施する「環境優良プログラム(Virginia Environmental Excellence Program)」で最高ランクE4(Extraordinary Environmental Enterprise)の認定を取得した。E4認定は同プログラムに参加している企業や団体450社中およそ30社のみ。

「環境優良プログラム」は、バージニア州と同州に所在する企業・団体が協力して環境管理や公害防止のレベル向上を図ることを目的に2005年7月にスタートした。取り組みレベルに応じて、E2(Environmental Enterprise )、E3(Exemplary Environmental Enterprise )、E4の3段階の参加プログラムがある。認定を取得することにより、環境貢献企業として社会的に認知されるほか、公共料金減額などの優遇が受けられる。

セーラム工場は日頃の高度な環境保全活動からE4への参加が認められた。E4では、E2およびE3の項目に加え、1周期分の環境マネジメントシステム運営報告(環境ポリシー制定→活動計画→実施・管理→効果測定・改善→評価)、環境マネジメントシステムの外部検証、環境および地域に対する継続的な活動の進捗報告(3件以上)が求められる。書類審査をクリアした後に現地監査が行われ、E4認定の要求レベルをすべて満たしたことから認定を取得した。

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認定式に出席した鈴木忠YTC副社長(右)と環境衛生安全担当の二―ル・ダルトン(中央)。左は州の環境優良プログラム担当者

認定式に出席した鈴木忠YTC副社長(右)と環境衛生安全担当の二―ル・ダルトン(中央)。左は州の環境優良プログラム担当者