ニュースリリース

平塚製造所で環境意識向上の地域交流イベントを開催

「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクト

2010年11月24日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は11月27日(土)、総合工場の平塚製造所(神奈川県平塚市)で「Think Eco Hiratsuka 2010」を開催する。同イベントは「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトの一環として開催するもので、地球環境保護の意識を従業員及びその家族、また地域の皆さまと共有することを目的としている。

今年は地域の皆さまと協働で植えた苗木の成長をご覧いただく「杜ツアー」や地球に優しい電気自動車(EV)の「展示会&試乗会」を開催する。また、元F1レーサーで、現在は環境活動に積極的に取り組んでいる片山右京氏によるトークショーを行う。そのほか、製造所に残る歴史的遺産をめぐる「製造所歴史ツアー」やキャラクターショー(クレヨンしんちゃん)に加え、模擬店も出展。ご来場者との親睦を深め、楽しんでいただきながら環境保護の重要性を伝えていく。

平塚製造所では2007年11月11日に「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトの皮切りとなる植樹祭を実施した。その後、植樹活動や様々な環境イベントを開催している。従業員への植樹の意義伝承にも努めており、今年11月11日には新入社員を中心に第4期植樹会を行い、85名で633本を植樹した。同製造所での累積植樹数は28,832本。

「YOKOHAMA千年の杜」は横浜ゴム創業100周年の2017年に向けて、およそ10年かけて国内外の全生産拠点に杜を創生するプロジェクトで 2007年にスタートした。宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導の下、潜在自然植生に則った植樹活動を進め、国内7生産拠点※1と海外グループ会社の11生産拠点※2で約50万本を植樹する。国内では平塚製造所で第4期(中原工場は第3期、平塚東工場は第2期)、三重、尾道、茨城、長野工場で第3期、三島、新城工場で第 2期を完了。海外は1拠点で第3期、4拠点で第2期、1拠点で第1期を完了している。現在までに国内外あわせて目標50万本の34%にあたる約17万本を植樹している。また、植樹のみにとどまらず、木を植えることの効果や生態系への影響を把握するため、CO2吸収固定量のモニタリングと野鳥観察も展開中。さらに従業員が育てた苗木を行政や学校、団体、他の企業などに寄贈することにより、広く社会に対し地球環境保全の重要性を訴えている。

※1:平塚東工場、中原工場は平塚製造所に含み1拠点とする。新城南工場は新城工場に含み1拠点とする。
※2:中国の3グループ会社は合同開催で1拠点とする。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

第4期植樹を行う従業員(2010年11月11日)

第4期植樹を行う従業員(2010年11月11日)